<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 3日目◇4日◇PGMゴルフリゾート沖縄(7,005ヤード・パー71)>

飛距離モンスターがこの日も魅せた。ドライビングディスタンス部門は平均319.18ヤードで、ぶっちぎりの1位。今季2勝を挙げて賞金ランキングでも4位につけるチャン・キム(米国)が、パー4で1オンに成功しイーグルを奪取するなど、吹き荒れる“暴風”に各選手が苦しむ中、スコアを“72”にまとめ、首位と3打差のトータル4アンダー単独2位で最終日を迎える。

軽く降ってもキャリー300ヤード!チャン・キムの豪快スイング
前半の4番でバーディを先行させながら、7番から3連続ボギーの悪い流れで折り返したキム。コース近隣では最大瞬間風速17.3メートルが観測されるなど大荒れの天気の中、「ガマン強くプレーできた」と後半は10番からパーを重ね、迎えた14番(パー4)。フォローの風が強く吹き、ティグラウンドも309ヤードに設定されたため、飛ばし屋ならずとも1オンに成功できるホールで、見事1オン1パットのイーグルを奪取。「グリーンのフロントエッジまで280ヤード。ピンまで301ヤード。グリーンの20ヤード手前に落ちて、6メートルに寄った。クラブは2番アイアンだよ」と、涼しい顔で答えるのは飛距離モンスターたるゆえんだ。

「実はフォローの風は苦手。特にこれだけ風が吹くとショートアイアンでもグリーンに止まらないから。転がり上がったのがよかったね」と、結果的に値千金のイーグルとなったティショットを喜んだ。ちなみにこの14番、第3ラウンドで1オンに成功したのはカラーに乗ったなどを除けば5人(キム/イーグル、朴相賢/バーディ、マシュー・グリフィン/パー、香妻陣一朗/バーディ、武藤俊憲/パー)。18ホール通しても、イーグルはこの日1個だけ。さすがキムといったところか。

14番が難易度17番目なら、この日もっとも易しかったのが18番(パー5、524ヤード)。ここでキムはドライバーで381ヤードかっ飛ばしたが、自身が言うように14番同様、強烈なフォロー風の中、飛距離のアドバンテージを生かせずパー上がり。「ちょっともったいないね」とは言うが、それでも2位の位置に不満はない。「7番では、169ヤードから54度のウェッジで打ってダイレクトにオーバーだし…」と自身の距離に戸惑いも見せたが、今季3勝目を狙うには、アドバンテージがあるほうがいいに決まっている。

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