<TOTOジャパンクラシック 2日目◇4日◇太平洋クラブ 美野里コース(6,608ヤード・パー72)>

今大会の2007年、2011年の優勝者である上田桃子が、2日目に7バーディ・1ボギーの“66”とスコアを大きく伸ばし、24位タイから5位タイに大きく順位を上げた。

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ラウンド後、「今日はミドルパットが入ってくれました」と笑顔を見せた上田。そのパッティングは、初日に同組で回った世界ランク1位のユ・ソヨン(韓国)のプレーを身近で見たことが大きく関係しているという。

「ソヨンはとてもパットが上手い。日本人とはちょっと打ち方が違って、インパクトが厚く、転がりも重たい。芯で捉えるだけじゃなく、軸が流れていないんです。またパッティング時はもちろん、それ以外の時も姿勢が良い。それがインパクトの厚さにつながっていると思う。姿勢と言うのは、私もここ1か月くらいずっと意識していたこと。“世界1位もこうだからやってることは間違ってないね”と、確認できた。ソヨンを見て何かを変えたわけではないですが、姿勢よく、自信を持ってやれています」。

この“自信”というのが大事だという。「姿勢というのは、自信が無かったり何かを考えていたりすると、下を向いて悪くなってしまうもの。海外の選手が姿勢よく見えるのは、体幹がしっかりしているだけでなく、自信があるからそう見えるのというのもあると思います」。なるほど、確かに今日の上田は姿勢が良く見えた。それが良いパッティングにつながり、良いスコアにつながる。そして自信へと。そんな好循環の中でプレーしたことが、今日の“66”というスコアにつながったのだろう。

これで首位と6打差の5位タイに浮上。だが、今大会優勝しても、「米ツアーにもう一度、という気持ちは今の状態ではないですね。向こうのレベルは分かっているので」と話す。そんな上田の目標が、来年の海外メジャー「ANAインスピレーション」に出ることだ。その為には、日本ツアーの賞金ランク2位に入る必要がある。現在賞金ランクは6位。高額賞金の今大会で少しでも稼いで、上との差を詰めたいところ。

「ANAで優勝して、18番の池に飛び込みたいですね。あそこは“ここで勝てたらゴルフをやめても良い”とすら思える場所。もう一度あの舞台に立ちたい。その為にも、明日はチャンスだと思ったら腹をくくって攻めていきたいと思います」と、強い言葉で意気込んだ。

トータル8アンダーの10位につけているソヨンに、上田が“ソヨンのパットを参考にして今日良かった”と語っていたことを伝えると、「それは嬉しい!一定のコンタクト、しっかりとしたインパクトというのは、私も常に意識しています。ちなみに今日は私がパッティングが悪かったので、逆に教えて欲しいくらいです(笑)」と冗談めかして、親交のある上田の活躍を喜んでいた。

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