<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2日目◇3日◇PGMゴルフリゾート沖縄(7,005ヤード・パー71)>

49歳の手嶋多一が単独2位とこの日存在感を発揮したが、もう一人ベテランが気を吐いた。15位タイから出た49歳の深堀圭一郎が2つスコアを伸ばし、トータル3アンダーで10位タイに浮上。深堀がトップ10で予選を通過したのは、今季初めてだ。

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2009年に長年苦しめられていた左足裏の痛みが悪化。それからは治療に奔走し、11年に手術。翌12年には賞金シードに復帰し4年間その座を守っていたが、昨年は賞金ランク102位に。今季は生涯獲得賞金25位以内の資格を行使し、再度の復活を狙っている。

しかし、ヒジの痛みなどから思うようなプレーはできず、今季はここまでトップ10フィニッシュはなし。賞金ランクも現在110位と低迷している。この日は、「ショートゲームが良くてプレーがつながりました」と粘りのプレーが実り、難コースで上位につけた。

10月の「ブリヂストンオープン」からウェッジを『マックダディ4』に変更。これが、「これまでで一番いい。最高のウェッジだよ」と好感触を得ると、そこからショートゲームが好調に。アイアンも今週から、「強い球が出る」という『EPIC PRO アイアン』に変更。風が強いこのコースでも、風に負けないボールが打てるようになったという。

その他、秋に入ってからドライバーのフレックスをSに変えるなど、「いろいろ試行錯誤しています。クラブに助けてもらわないと」。初日とこの日ではウェッジを1本抜いて、代わりに4番アイアンを入れるなど、細かいセッティング変更をしながら戦っている。

シード権の確保は難しいが、今強く思っていることは、「残りの試合をやりきりたい」。来年の10月にシニア入りする予定で、出場権にはレギュラーツアー時代の実績により、いくつかのカテゴリーがある。深堀にはいくつか行使できる資格があるか、「どれを使うか考えている」という。締め切りは来週9日で、コース外でも考えねばならぬことがあるが、まずはこの試合のことが第一。「こういうコースで4日間しっかりできたら、何か思い出すかもしれない」と話す49歳が、細かいクラブ変更と熟練の技で難コースを戦い抜く。

<ゴルフ情報ALBA.Net>