<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日◇2日◇PGMゴルフリゾート沖縄(7,005ヤード・パー71)>

現在賞金ランクは92位。今季苦しいゴルフが続いている星野英正が、正念場のこの終盤戦で初日4アンダー・2位タイと好スタートを切った。

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2002年に初シードを獲得した星野。09年まで8年連続でシード権を守ると、10年、12年には賞金シードを失うが、08年に公式戦の「日本ゴルフツアー選手権」を制したことによる5年シードもあり、出場権を喪失することはなかった。近年では13年から昨年まで賞金シードをキープしてきたが、来年の出場権を得るには、優勝か賞金シードを獲得しなければならない状況だ。

この日は「ショットの調子が良く、慌てずにプレーできた」。海からの重い風を読みきり、グリーンの傾斜を上手く使いチャンスを量産。パッティングも噛み合い、7つのバーディを奪った。選手によっては難コースセッティングで知られる「日本オープン」より難しいと評される難コースだが「考えなきゃいけないゴルフが合っているのかな。今日はその場、その場の読みがよく当たった」。ショットの不振が続いてきたが、この日は自分のスイングよりもコースマネジメントと打ち出すターゲットに照準を合わせたところ、好プレーにつながった。

星野はアマチュア時代には52冠と圧倒的な強さを誇り、松山英樹らを輩出したゴルフ強豪校・東北福祉大学の隆盛の礎を築いた実力者。今年で40歳になったが「感覚が鈍感になってきている。まっすぐ構えているかすら、感じられなくなってしまった」と現在の自分に苦笑する。この日の好スタートにも「明日はどうなっているか分からないからね」と自身のプレーにはまだ自信を持てていない様子だ。

残り試合の結果次第では来季の出場権をかけた予選会、ファイナルQTへ回ることに。「これで終わりじゃないから。ダメになってもQTに行って、それでもダメなら休めということでしょう」。以前はストレスからくる神経痛に悩まされもしたが、今ではそれもなくなり、だた、現実を受け入れる覚悟ができている。「今はゼロに戻りたい部分もあるので。焦りもないです」。不惑を迎えたツアー3勝の実力者は、ただ自分のゴルフと向き合い続ける。

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