来季の出場権を懸けた「セカンドQT」が31日(火)から3日間の日程で4会場で開催。三重県・ジャパンクラシックカントリー倶楽部 クイーンコースが会場のC地区に出場した2013年賞金女王の森田理香子は、52位で敗退となった。

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森田は2016年にシードを喪失。同年末のファイナルQTでは77位と上位ランクとなれず、今季ここまではレギュラーツアー出場19試合で年間獲得賞金は5,665,625円。「樋口久子 三菱電機レディス」までに賞金ランク70位以内に入れなかったため、セカンドQTからの参戦を強いられていた。

QTランク77位であれば、下部ツアーのステップ・アップ・ツアー(以下ステップ)は全試合出場でき、ステップの賞金ランク上位に入れることができれば、QT免除の恩恵(賞金ランク1位に2018年導入予定のリランキングまでの出場資格付与、賞金ランク2〜5位までの選手はサードQT免除、賞金ランク6〜10位までの選手はセカンドQT免除)を受けられたが、森田のステップ出場は1試合のみ。レギュラーツアー出場を優先し、現地ウエイティングなどで出場数を増やしたが、半数以上で予選落ちとなり、賞金額を積み重ねることができなかった。

森田の来季のQTランクは240〜250位前後と想定され、QTランクでのレギュラーツアー出場は絶望的。ステップの出場権が下りてくる可能性はあるが、出場試合は限られる。だが主催者推薦を含めた限られた試合のなかでステップ優勝を果たせば、以後1年間のステップ参戦権を手にでき、ステップ賞金ランク上位を狙う道筋を作れることになる。

レギュラーの試合数を確保する可能性があるとすれば、来季から導入が予定されているリランキング制度を活かすしかない。

リランキング制度は、シード選手以外は定められた時点でのレギュラーツアーの獲得賞金が多い選手から後半戦の出場優先順位を決定する制度で、LPGAは2016年春に「その時点での調子の良い選手、力のある選手を集めたい。導入することでQT上位の選手にも危機感を持ってもらうという狙いもある」と確定ではないが、運用予定を発表している。

仮にリランキング制度が実施され、森田がリランキング対象選手の枠のなかにいれば、ツアー前半戦の主催者推薦出場(上限8試合)で賞金を積み上げることで、後半戦出場の道が開けることになる。

※QT(クォリファイングトーナメント)とは/レギュラーツアー・ステップ・アップ・ツアーに出場する為の資格を獲得できる予選会。ファーストからファイナルまで4段階あり、例年ファイナルで38位以内に入ると翌年のほぼ全試合に出場できる(2018年からリランキング制度が導入されるため、変動あり)。ファースト、セカンド、サード、ファイナルと4段階あり、セカンドでは、3日間の競技終了時点で各会場の上位者がサードQTに進出。サードQTへの出場人数の最終決定は「大王製紙エリエールレディス」終了時点となる。

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