<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 事前情報◇1日◇PGMゴルフリゾート沖縄(7,005ヤード・パー71)>

昨年まで千葉県の総武カントリークラブで開催されていた「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」。今季からは、青木功JGTO会長が2015年4月から今年1月まで手塩にかけて改修した、PGMゴルフリゾート沖縄に舞台を移して開催される。

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このコースの印象を聞かれた現在賞金ランク1位の小平智は、「日本オープンより難しいんじゃないかな」と、難コースを警戒。ラフはコーライ芝とティフトン芝が混ざり、入ればボールはすっぽり埋まる。また、バミューダ芝のグリーンは硬くしまり、ラフからボールを止めるのは至難の技。チャンスメイクにはフェアウェイキープが第一となるが、フェアウェイが途中で途切れるなど一筋縄ではいかないように変化を持たせており、ティショットのクラブ選択もカギとなる。

グリーンの速さを測るスティンプメーターは、火曜日の時点で12フィート。国内屈指の超高速グリーンで知られる先週のABCゴルフ倶楽部は2日目に13.33フィートを記録したが、今週も負けず劣らずの高速グリーンとなりそうだ。コースには海からの強く重い風が吹き込み、7,005ヤードと比較的短い距離設定ながら、選手たちを大いに苦しめることになる。

今週、コースセッティング・アドバイザーを務める田島創志によると、このコースを攻略するポイントは、「飛ぶ、飛ばないではなく、ボールコントロールと忍耐力が必要」だと断言。飛距離ではなく、ショットの精度、特にボールをラフに入れてから、どうマネジメントしてパーを拾うかが勝負になる。このコースはある意味「とてもフェア。全員に勝つチャンスはあります」と、戦いの舞台としての仕上がりに胸を張った。

田島によると、勝負のキーとなりそうなのは11番パー4(423ヤード)。「打ち下ろしでティショットは風の影響を大きく受ける。左右はOB、バンカーも左右に配置されています」。海を見渡せる雄大な景色で美しいホールとなっている11番。ティショットを上手くフェアウェイに置けばバーディも狙えるが、もし外したら…。ここで伸ばすか落とすかが、勝負を分けることになりそうだ。また、日によっては1オンを狙える設定にする14番パー4。459ヤードと距離があり、田島が「おそらく難易度が1番になるだろう」という15番パー4もキーとなりそうだ。

青木会長が改修で目指したのは、「世界基準のコース」だという。「14本のクラブすべてを駆使する必要がある。ぜひ私の作ったワナにハマっください。(優勝賞金の)4000万円は楽にとらせないよ!」と不敵に笑う。国内のトッププロとPGMゴルフリゾート沖縄の戦いは、かなり白熱したものになりそうだ。

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