<マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇28日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)>

抜群の安定感を誇るが頂点しか見ていない。賞金ランキング1位の小平智は、今季2勝目に向けて首位と3打差の6位タイから出たこの日、5バーディ・2ボギーの”69”と3つ伸ばしてトータル11アンダー。首位と2打差の単独5位から逆転優勝を狙う。

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朝から雨模様の第3ラウンド。雨が強めに降った前半は「いいパーを拾えて、ボギーも打たずに普通な感じでした」とバーディを1つ奪って乗り切った。雨足が弱まった後半に入り、11番(パー4)でボギー先行とするも、12番(パー3)、13番(パー4)で連続バーディとして息を吹き返す。さらに上位との差を詰めたい終盤、15番(パー5)は1メートルのパーパットを外してボギー。「ボギーを打ってからは、切り替えてバーディを取る気持ちでやった」17番(パー4)。18番(パー5)は連続バーディで締めた。

ムービングデーに「ショートするパットが1回もなかったので、そこはよかった」と攻めたグリーン上は及第点をつけたが、台風22号が接近しており明日はコースコンディション不良で中止になる可能性も考慮して、「今日のうちに伸ばしておきたかった。悔しいですね。明日は本当に回りたい」と空に願う。

今季1勝の小平だが優勝を含めたトップ10入り12回の安定感があり、賞金ランキング1位に立っている。18試合で12回と、トップ10率は66・7パーセントと高確率を誇る。ちなみに、過去の15試合以上出場した選手のトップ10率(データの残る1985年以降)を見ると、尾崎将司が1997年に84・2パーセント(19試合中16回)、95年が83・3パーセント(18試合中15回)など80パーセント超えを記録しているが、70パーセント超えを経験したのは中嶋常幸(85年、86年)、丸山茂樹(97年)、谷口徹(2006年)、片山晋呉(06年)、金庚泰(10年)といった限られた選手しか達成していない。
 
世界ランキングの獲得ポイントとしても日本ツアーの10位以内であれば、ポイントが加算されるだけに、多くの選手は一つの目安とする順位でもある。しかし小平は。「トップ10入りは考えていない」という。「常に優勝を目指しているからトップ10が多いのですかね。優勝以外は全部同じだと思っているので」。安定感よりも頂点。初優勝から毎年優勝して5年目。初の年間複数回優勝しか見ていない

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