<マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇28日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)>

第3ラウンドを首位と1打差の単独2位で迎えた小鯛竜也が、5バーディ・2ボギーの“69”をマーク。トータル13アンダーで自身初の単独首位に立ち、悲願のツアー初Vに王手をかけた。

イケメンフェーダー!小鯛のスイング連続写真
1打差の首位に立っていた永野竜太郎が序盤にスコアを伸ばし、差を広げられたが、「自分を見失わなかったことが良かった」と話した小鯛。序盤の2番(パー4)で3パットを叩きボギーを先行させるも、その後パーセーブを続ける我慢のゴルフを展開。6番(パー5)で残り174ヤードの3打目を6番アイアンでピンそばにピタリとつけ、このホールをバーディとすると、続く7番(パー4)でも連続バーディ。前半で永野を逆転する。

後半に入っても、「周りを気にせず、自分のゴルフをすること」に集中。3バーディ・1ボギーとさらにスコアを2つ伸ばし、リーダーボードの一番上に名前を乗せた。レギュラーツアー本格参戦1年目の小鯛。決勝ラウンドで初めて最終組での1日だったが、「すごくいい空気感の中で(ゴルフが)できた」と自分のプレーを貫けた。

3日間続けて60台を並べるのもレギュラーツアーでは初めてのこと。「パッティングのタッチが3日間合っている」との言葉通り、3日間の平均パット数は、全体2位の1.6429を記録。また、「(2戦前の)日本オープンからショットがよくなり、ティショットでフェアウェイを捉える確率が増えた」と言うように、今季はこの試合の前まで46.05の102位だったフェアウェイキープ率が、今大会では52.38の16位タイ(3日間平均)にアップ。安定感をキープする原動力となっている。

「ずっと出たかった」という地元の大会を最終日最終組、しかも単独首位で迎えることになった。「しっかり自分のゴルフができればチャンスはあると思うので、明日に向けてしっかり準備したい」と静かに意欲を見せた27歳。「応援してくれる人もたくさん来てくれるので、その人たちの前でいいプレーを見せられていることはいいこと。最高の形でフィニッシュできたらもっと最高」という“最高の形”は、もちろんツアー初優勝だ。


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