<樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日◇27日◇武蔵丘ゴルフコース (6,580ヤード・パー72)>

偉大な姉の背中を追って、福嶋浩子が好発進を見せた。「樋口久子 三菱電機レディス」の初日に6バーディ・1ボギーの“67”でラウンド。今季自己ベストとなる単独2位発進を決めた。

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ツアー通算24勝を誇る福嶋晃子を姉に持ち、自身も昨年の「サイバーエージェントレディス」で優勝。姉妹そろってツアー優勝を収める偉業を達成したベテランも今年は苦戦している。ここまで「サマンサタバサレディース」の27位が最高位で賞金ランクは93位に低迷。来季のシード獲得へ厳しい状況となっている。

そんな中での好発進だけによろこびもひとしお。「本当に嬉しいです。なんせ久しぶりの晴れですし。明日から雨予報なので、頑張れるときに頑張ろうと思いました」と久々の太陽に負けない笑顔で喜んだ。

ある些細なことが福嶋のショットを復活させた。それはアドレス時に少しだけ右足を引くこと。「首など痛いところを庇おうとして前のめりになって、バックスイングがすごく上げにくかったんです。そこで、自分ならバックスイングが上がりにくいアマチュアに何て指導するんだろう、と考えました。そうして思ったのは“右足を少し引いて良いですよ”、“右足のつま先を少し開いていいですよ”ということでした」。腰のラインがクローズにならないように右足を引くことで、バックスイングが上げやすくなり、ショットの精度も格段に向上した。

今大会、福嶋にはある大記録がかかっている。2006年の同大会、同コースで姉・晃子が優勝しており、もし浩子が優勝すればツアー制施行後史上初となる姉妹での同一大会制覇(兄弟では尾崎将司・直道が達成)となる。「行くところ行くところに姉の足跡があって、すごく嬉しい。それは絶対的に私の目標であり、本当にすごいなと思う。でも、今はまだ姉妹優勝は考えていないかも(笑)」と謙遜したが、この好発進。ものにしないわけにはいかない。

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