<マイナビABCチャンピオンシップ 初日◇26日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)>

石川遼にとって、日本ツアー復帰後3戦目となった「マイナビABCチャンピオンシップ」。ここまでの2戦連続予選落ちから巻き返したい初日は、首位と6打差の1オーバー63位タイ。好スタートを切ることはできなかった。

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スタートホールの1番(パー4)でバーディ発進。362ヤードの7番(パー4)では、「手ごたえがあった」というドライバーでのビッグショットを放ち、ピンまで約60ヤード。セカンドを3mほどに寄せてバーディとしたが、快走もここまで。その後、15番(パー5)でダブルボギーを叩くなど、3バーディ・1ダブルボギー・2ボギーの“73”でホールアウトした。

前日にも、「ここ最近はずっとドライバーが一番難しく感じている」と話していたが、この日のラウンドでも、「ドライバーに気を取られ過ぎて、アイアンとかアプローチが良くない」と浮かない表情。所々で、「いい方向にいっているという手ごたえ」を感じるショットは出るものの、次のホールではプッシュアウトが出るなど安定感がない状態に、「まぁ苦しいですね。いい感じかなと思った瞬間にあれでは」と嘆いた。

ミスショットの原因は、振り遅れと自覚する。しかし、「振り遅れる原因というのはまだつかめていない」。あらゆることを考えながら試行錯誤する状況が続き、「(今の)ゴルフの状態だと何に自信を持てばいいのか分からないので、自分なりに一生懸命向き合ってやっていくだけ。でも先週と比べると手ごたえを感じるショットはあるし、それをもっと精度を高くやれるかだと思う」と前を向いた。

国内ツアーでは2度目の同時出場となる弟・航が、前半1アンダーで回っているのを9番のリーダーボードで見た時には、「信じられなかった。すごいなと思いました。トータル1オーバーというのもすごいと思います」と、この時ばかりは兄の顔を見せていた。

2日目に向けてのテーマについて聞くと、「これから練習して(テーマが)変わるかもしれないし、今までのままになるかもしれない。とにかく練習して試合を繰り返していくしかない」と応えた石川。先の見えないトンネルから抜け出した時、一回り成長した姿を見せてくれるはずだ。

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