<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目◇21日◇マスターズゴルフ倶楽部(6,507 ヤード・パー 72)>

第2ラウンドを終えて、5打差以内に15人がひしめく混戦状態となった国内女子ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」。台風21号と秋雨前線の影響で強い雨が降る悪コンディションの中、素晴らしいプレーを見せたのが21歳の竹内美雪。レギュラーツアーフル参戦は今季からという新鋭が4バーディ・ノーボギーの“68”をマークし、単独5位の好位置につけた。

【関連写真】人気急上昇中!竹内美雪フォトギャラリー
多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、トータル2アンダーからスコアを4つ伸ばした竹内。「5番UTとパターが良かった」と振り返ったように、5番UT での7番パー3のティショットと9番パー4のセカンドショットでバーディチャンスを演出し、スコアへとつなげた。また、先々週の「スタンレーレディス」から、パターのグリップを滑りにくいコード入りのものにチェンジしていたことが奏功。「滑らなくなったので、パターに集中できている」と、雨の降る難コンディションでのノーボギーのラウンドを笑顔で評価した。

竹内は地元の神戸市で生まれ、両親の仕事の関係で小学6年生から韓国に移住。韓国の高校を卒業後、2014年のプロテストで一発合格し“逆輸入プロ”と話題になった。去年までのツアー出場はわずか6試合と、ステップアップツアーを主戦場としていたが、昨年のファイナルQTでの27位の資格で国内ツアーに本格参戦。今季は31試合に出場している。

前半戦では、「全然予選を通らなくてどうしたらいいんだろう」と悩んだというが、シーズンの途中から少しずつ結果が出始め、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」ではベストフィニッシュとなる19位タイに。ここまで688万8,171円を獲得し、賞金ランクは82位。「今の一番の目標」というセカンドQTが免除される来週の「樋口久子 三菱電機レディス」終了時の賞金ランク70位以内に向け、今回のチャンスは絶対に生かしたい。

韓国人である母方の祖母が、現在、韓国の病院に入院しており、「私の成績で少しでも元気になってくれれば」と優しい孫の顔を見せた21歳。中止の可能性もある最終日については、「頑張って是非やりたい」と表情を引き締めた。

<ゴルフ情報ALBA.Net>