<ブリヂストンオープン 2日目◇21日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(7,119ヤード・パー71)>

今季は夏場に7試合連続の予選落ちがありながら、9月の「ANAオープン」でいきなり優勝争いに絡み2位タイ。また今月頭の「トップ杯東海クラシック」でも2位と調子を上げてきた時松隆光がこの第2ラウンドに8バーディ・1ボギーの“64”の猛チャージ。荒天の中7つ伸ばしトータル9アンダーで単独首位に立った。

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降りしきる雨、そして接近してくる台風21号。36ホールに短縮される可能性が高まる中、「しっかり攻めるところは攻めよう」と考えてインコースからスタートした時松。「パターはショートしないように、フェアウェイにいったらピンに打とうと」、積極的に攻めてスコアを伸ばしていった。その戦略が「上手くハマった」とこの日の好スコアを喜んだ。

8月に高校時代の自身のスイング動画を見て「思い切り振り抜いていた」ことを思い出し、復調の糸口をつかんだという。「良いところに打たないと」と縮こまっていたスイングから、曲がりを恐れず振りぬくことで、徐々に調子を上げ優勝が狙えるぐらいにまで調子を上げてきた。また。ANAの週に投入したブリヂストンスポーツのボール『ツアー BX』、8月に開催された「ISPSハンダマッチプレー選手権」の1回戦で対戦した手嶋多一に進められたドライバー、ミズノの『MPタイプ2』の投入もハマった。スイングの復調と自分に適したギアとの出会いが、時松がここまで結果を出せるようになった理由だ。

この日の天候の中での7アンダーは他のプロからも賞賛の言葉が届いた。6位につけた宮里優作は「グリーンは止まるけど、やさしくはない。つないでつないで、いいところを獲っていったと思う」と時松の粘りを褒めれば、3位タイにつけた重永亜斗夢も「7アンダーなんて出るんですね。彼はパターが上手いからなあ」と舌を巻いていた。

明日、競技があるかは天候次第。時松としては「明日やって勝てれば今後の自信になる」と優勝争いを経ての勝利のほうが価値があると考えているが、「ちょっとだけ“台風来てください”というのもあります(笑)」。自信も欲しいが、もちろん優勝も欲しい。今晩は悩ましい夜になりそうだ。


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