<日本オープンゴルフ選手権 最終日◇15日◇岐阜関カントリー倶楽部 東コース(7,180
ヤード・パー70>

前半はバタバタ、後半は一転、会心のプレーを見せた秋吉翔太。この大会でツアー自己ベストの4位タイに入り、賞金1,126万6,666円を獲得。賞金ランクは36位に浮上し、今季の獲得賞金は2,000万円を超えた。第一シード権のボーダーラインとなる昨季60位の賞金額は約1800万円。プロ入り8年目にして、初のシード入りを確定させた。

さすが“刃物のまち”!?副賞の日本刀を手にニッコリ
前半は「イメージとスイングがバラバラだった」と出だしのボギーから7番までに5つスコアを落とした、だが、「8番で5メートルのパーパットが入って気持ちが楽になり、9番で7メートルのバーディパットが入った」。この2つをきっかけに立ち直ると、折り返し後の13番(パー4)でセカンドショットを1.5メートルにつけバーディを奪ったのを皮切りに5連続バーディ。「自分でもビックリです! 打ったら入る感じで」と会心のプレーを披露。前半は“39”だったが、後半は“30”。大波ゴルフでスコアを1つ伸ばし、トータル5アンダーでフィニッシュした。

今季の目標は賞金ランク60位以内に与えられる第1シードを獲ることだった。ホールアウト時点ではまだ確定ではなかったものの、一足先に仲間たちから祝福を受けた。本人もとてもうれしそうだったが、「まだ分からないですから。もし、第一シードを確定させたとしても、次は最終戦の日本シリーズ(賞金ランク30位以内)があるので」と表情を引き締めた。戦いはまだまだ続く、もちろん気が抜けないが、今大会が秋吉のゴルフ人生を左右する重要な一戦であったことは間違いない。

一方で、最終日を2位タイで迎えた上平栄道は、シード復帰を目指す身。この大会で上位に入れば目標に大きく前進できたが、この日は“76”と失速し、トータル1オーバー24位タイと大きく後退した。獲得賞金は156万円にとどまり、今季の獲得賞金は約800万円で賞金ランクは75位。第2シードに入る目安は1,200万円、出場者が絞られる残りの試合を考えると厳しい状況に。同じ上位スタートでも明暗が分かれる結果となった。

なお、第1シードは賞金ランク60位まで。第2シードは同75位まで。第2シードの選手は前半戦の試合は多く出場できるが、リランキングの対象。中盤戦までの成績次第では終盤の試合に出場ができなくなるという違いがある。

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