<富士通レディース 初日◇13日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース (6,662ヤード・パー72)>

「富士通レディース」の初日に、5バーディ・ノーボギーの“67”の好スコアをマークしたささきしょうこ。鈴木愛、笠りつ子らと並び、5月の「ほけんの窓口レディース」以来となる首位発進を決めた。

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ささきは昨シーズン「大東建託・いい部屋ネットレディス」でツアー初優勝を飾り、初のシード入りも達成。今シーズンは賞金ランク32位とシード圏内にいるものの、モチベーションを維持するのが難しくなった時期も。周囲の期待が高まる一方で、体調不良なども重なり低迷していた。

先週の「スタンレーレディス」では2週連続の予選落ちとなったが、その中でも得たものがあった。その頃、なかなか合うドライバーがなく悩んでいたが、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で同じ組になった飛ばし屋・葭葉ルミが使っていたクレイジー社のドライバー『CRAZY CRZ-435』を「(435ccの)小さい顔がいい」と気に入った。葭葉に相談したところ同社に口利きしてくれ、手にすることができたという。スタンレーレディスから投入し、飛距離も伸びた。安心感のあるクラブを手にしたことで心に余裕もでき、同じ流れで打ちたいと同社の3Wと5Wも取り寄せることにしたという。

大会の開幕前日の夕方に届いた3Wを2発、5Wを3〜4発試し打ちしただけで変更を決断。「正直、どういう打ち方をして、どういう球が出るか自信を持てなかったんですが、ピン筋に飛んでくれてびっくりしました」と、まだ慣れない部分はあるものの、18番パー4では残り190ヤードの2打目を5Wで1.5mにつけてバーディを奪うなど、いきなり活躍してくれた。

そして、復調の理由がもうひとつ。「早く2勝目をしたいと思いすぎてしまい、1つのミスが許せなくなってしまっていました」と、これまでは焦りばかりが先行していたが、うまく力を抜く方法を身に付けた。父・修治さんからは、「あの子はゴルフばっかりになってしまうと煮詰まってしまうタイプだから」と休息を取ることを提案され、練習の合間にディズニーシーへ行きリフレッシュ。昨日は練習後に新作の邦画を鑑賞し、息抜きができた。

現在、賞金ランク32位のささきは今大会終了時点で35位以内であれば、11月の「TOTOジャパンクラシック」への出場が決まる。「しっかりと予選通過すれば、出られるかなと思っています。最低でも予選通過を」と、着実な一歩を目指す。

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