<日本オープンゴルフ選手権 事前情報◇11日◇岐阜関カントリー倶楽部 東コース(7,180ヤード・パー70>

この大会の2015年覇者、小平智は2度目の大会優勝を渇望している。それは「日本で一番大きい大会、歴史もあるし、誰もが獲りたい試合」という理由に加え、中嶋常幸、谷口徹、片山晋呉らから「“2回優勝しないと本当の優勝じゃない”と言われているので」。

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中嶋は4回、谷口は2回、片山も2回、このタイトルを獲っている。ツアーで戦うプロから、アマチュアまで誰もが欲しい“ゴルファー日本一”の称号。それを複数回獲ることは「実力のある人しかできない、という意味合いだと思う」。複数回優勝に名を連ねるのは、過去81回の大会で16人。ジャンボ尾崎や尾崎直道、海外勢ではセベ・バレステロス(スペイン)など錚々(そうそう)たる顔ぶれが並ぶ。この仲間入りをして「その人たちを認めさせたい」という思いもある。

このコースは先週の火曜日に18ホールラウンドし、月曜はインコースの9ホールのみ、火曜日はプロアマ戦で18ホール、この日はアウトコースの9ホールを回り、計3ラウンド入念にコースをチェックした。最も警戒する点はフェアウェイサイドのラフ。「芝が立っていて逆目みたいになっているので、入るとセカンドが狙えない」。今週はフェアウェイキープを何より重視し、ティショットでもウッドを握る機会を増やす予定だ。

「調子も良いですし、(トップ杯東海クラシックで)優勝もしてますし、状態はすごく良い」と仕上がりには自信を見せる。予選ラウンドは石川遼と同組に。年齢は小平が2つ年上だが学生時代からしのぎを削ってきた中で、最近は年始めの初打ちを一緒にやるなど、プライベートでも回る仲。「向こうはアメリカで揉まれて帰ってきて、ボクはちょっと成長した姿をみせられるので楽しみです」と親交のある石川とのペアリングを喜んだ。

新婚の美保夫人とともに優勝カップを掲げるのも目標の一つ。2週間前の「トップ杯東海クラシック」で優勝を挙げたが、美保夫人はコースに来場せず、一緒にトロフィーを掲げられなかった。今週は小平の成績が良ければ日曜だけ美保夫人が来場する予定だ。「いい順位で週末を迎えるのもモチベーションになる」と今週にかける思いも強い。

また年末時点で世界ランキング50位以内に入って、来年のマスターズに出場することも大きなモチベーションとしている小平。優勝のワールドランキングポイントが32(通常は16)もあるこの大会は、がんばりどころ。優勝すれば、現在73位から50位台に到達することが確実で、マスターズがグッと近くなる。

偉大な先輩たちに認められるため、妻とトロフィーを掲げるため、そして自らの目標を達成するため。明日からの4日間は一打たりとも気の抜けない戦いとなる。

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