<日本オープンゴルフ選手権 事前情報◇8日◇岐阜関カントリー倶楽部 東コース>

米ツアーの入れ替え戦で賞金ランキング31位に終わり、来季の米ツアーの出場権を逃した石川遼。12日(木)に開幕する国内男子メジャー「日本オープン」で、今季の日本初戦を迎える。開幕に先立って、8日(日)には石川が主宰する「everyone PROJECT」の一環として、日本オープンの舞台である岐阜関CC東コースでジュニアの大会「石川遼インビテーショナル ジャパンジュニアマスターズ」を開催。ジュニアのプレーを見守るとともに、今後のビジョンを語った。

石川、松山、スコット!日本OPでの熱戦をフォトギャラリーで
大会を終えたジュニアに「結果は山があれば谷もある。短期的ではなく長期的にビジョンをもって、やるべきことをやって欲しい」とエールを送ったが、自身では「最終的にはメジャーで勝てると思っている」というビジョンを語った。

そのビジョンは「数カ月前に思えなかったこと」だったが、シーズンを終えて気がついた。「米ツアーに出ているときは優勝を意識できていなかったが、入れ替え戦では優勝を意識できた。単純に自分のレベルが低いだけ。高くなって戻ればいいと思えた」という。日本で戦うときは初日から優勝に向けてどう戦うかを考えていたが、世界最高峰の舞台ではその意識がなくなっていた。

「優勝を目指せない状態でそこにしがみついていても、目指すところが変わってきちゃうと思うし、ゴルフも変わってきちゃう。優勝を目指して試合をやっていないと得るものが薄くなる」と戦う姿勢が重要と感じた。「ウェブドットコムツアー(下部)でも優勝目指していたら、得るものは米ツアーでやっているよりも多くなる可能性はある」と、来季は出場権を持つウェブドットコムツアーの出場も視野に入れている。

「現状では(ウェブドットコムツアーに)出たいなと思っている。出場権があるのはすごい幸せなので。ただ、何が起こるかわからないので、来年のことはまだ分からない」と現状では日本オープン以降、日本での戦いに全力を注ぐ構えだ。

米ツアーの出場権を逃したことで「調子が悪いと思われているかも知れませんが、ボクはそんなことはないと思っています。1勝できるかできないかが一つのライン。毎週優勝を狙って、優勝にチャレンジしたいですね」と米国ではかなわなかった頂点を目指す。「何が起こるか分からない」という言葉に、「隣のホールからボールが飛んできてプレーできなくなるかも知れない」という例えを挙げたが、出場試合すべてで優勝しワールドランキングを上げる可能性も、ゼロではない。“優勝を狙う”という意識を持ち、長期ビジョンに向けて一歩を踏み出す。

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