<HONMA TOURWORLD CUP 3日目◇7日◇京和カントリー倶楽部(7,190ヤード・パー71)>

HONMA TOURWORLD CUP 3日目、片山晋呉が5バーディ・ノーボギーの“66”をマーク。スコアを5つ伸ばし、トータル15アンダー3位タイでフィニッシュした。

優勝カブト着用!マッチプレーを制し笑顔の片山
ツアー通算31勝中19勝を9月以降に挙げている片山。秋から冬にかけて強いというデータは今年も例外ではない。9月第1週の「ISPSハンダマッチプレー選手権」で優勝すると、前週の「トップ杯東海クラシック」では3位タイ、今週も優勝争いに絡んできた。しかも、今回は初めて回るコースで練習ラウンドをしていないにもかかわらず、連日60台をマークしているのだ。

「調子がいいですからね。コースメモどおりに打つだけですよ」とあっさり答えるが、ある程度のスコアが出ることは最初から予想できていた。フェアウェイが広いぶん、それほどシビアなショットの精度は要求されない。飛距離的にも十分対応できる。

となれば、あとはグリーン周りとグリーン上の勝負になる。その証拠に3日目までのデータを見ると、フェアウェイキープ率(50パーセント、50位)、パーオン率(74・07パーセント、20位タイ)は特によくないが、平均パット数(1・5500、2位)は高い。よほどショットが大きく曲がらないかぎり、ある程度パットが入れば、十分上位にいけるという青写真が描かれていたのだ。

当然、最終日も逆転優勝に向けてしたたかに計算している。首位にいる宮里優作とは4打差だが、最終組の1つ前でプレーすることでプレッシャーをかけていくつもりだ。

「明日もグリーンの状態がいいと思うので、パットが入る人と入らない人の差が出るでしょう。自分は一度入り出したら止まりませんけどね(笑)」

追う者の強みと、追われる者の苦しさのどちらも知り尽くしている片山。トップ5で優勝を経験しているのは自分のほかに宮里しかいない。「44歳でこれだけ上位に入れるなんて幸せですよ」と言いつつも、ツアー32勝目を虎視眈眈と狙っていることは間違いない。

文・山西英希

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