<HONMA TOURWORLD CUP 3日目◇7日◇京和カントリー倶楽部(7,190ヤード・パー71)>

HONMA TOURWORLD CUP3日目に、池村寛世がプロ転向後では自己ベストとなる“64”をマーク。首位と4打差の3位タイで最終日を迎える。

誇らしげな池田勇太!美人CAに挟まれてニヤリ
2012年のカシオワールドオープンで12位タイに入ったのがベストフィニッシュのため、プロ初のトップテン入りを狙う池村。もちろん、チャンスさえあればツアー初優勝も狙う構えだ。

2年前のRIZAP KBCオーガスタでプロ初の最終日最終組を経験したが、このときは序盤からスコアを伸ばせず、同組の池田勇太にどんどん突き放されて戦意喪失。その結果、13位タイに終わった苦い経験がある。明日は2度目の最終日最終組だが、当然、同じ轍(てつ)を踏む気持ちはいっさいない。

もっとも、引くに引けない理由もある。実家がサツマイモ農家で、食用であり“魔王”と呼ばれる芋焼酎の原料にもなる“紅はるか”を生産している。2人の弟と1人の妹を持つ長男だけに、跡継ぎの問題を常に抱えている。父親との約束では、試合の出場権がなくなると自動的にゴルフをやめて跡を継ぐことになっている。今回上位に入れなければ、サードQTにいくしかない。なんとしてでもこの試合で上位に入り、秋のビッグゲームに出場できる権利を獲得しておきたいのだ。

実は、先週の3日目からドライバーを替えている。同じテーラーメイドのM2ドライバーだが、クラブヘッドの容量を440ccから460 ccに替えたのだ。飛距離は10ヤードほど落ちるが、その分、方向性は上がっている。今大会はフェアウェイが広いのでドライバーを振り回せるホールが多い。それでも確実にフェアウェイをとらえておきたいからこそ、あえて替えたのだという。

10ヤードの飛距離を捨てでも、フェアウェイキープにかけた池村。その結果、セカンドショットをフェアウェイから打つ機会が増え、ピンの近くに乗せることができた。同じ最終組となる宮里優作は、以前から一緒に回りたいと思っていた一人。しかし、宮里に臆することなく最終日もフェアウェイキープを心がけ、1つでも多くのバーディを稼ぎたいと誓った。

文・山西英希

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