<HONMA TOURWORLD CUP 3日目◇7日◇京和カントリー倶楽部(7,190ヤード・パー71)>

宮里優作の“61”、ジャンボ尾崎のエージシュートで連日盛り上がっている「HONMA TOURWORLD CUP」。その陰で驚きの記録がつくられている。なんと初日と2日目のドライビングディスタンスで、あのチャン・キム(米国)を抑えてアマチュアが1位になっているのだ。そのアマチュアとは山浦太希。身長180センチの20歳で、プロ志望のゴルファーだ。ダイナミックなスイングから繰り出されるドライバーショットは迫力満点。1日2ホール計測するため2日間で4回計測しているが、すべて300ヤードを越えているのは山浦だけ。平均飛距離318・75ヤードはキムの313ヤードを5ヤード以上も上回っているから驚きだ。

新シャフトも新ヘッドも低スピン、チャン・キムがさらに飛距離アップ
単に飛ばすだけではない。2日間でトータル4アンダーまでスコアを伸ばし、しっかりと予選通過を果たしている。「プロのトーナメントは中2のときに出たトーシンゴルフトーナメント以来2度目です。当時のことはよく覚えていませんが、出場できて幸せな気分だったのを覚えています」と山浦。6年ぶりのツアー出場は、9月6日に三重県の白山ヴィレッジGCで開催された「アルバミニツアーシリーズチャレンジングカップ2017西日本大会」で優勝したことで得た権利だという。予選2日間をプロと回って、ショートゲームやラフからのショットがうまいと素直に感じた。

今大会での目標を聞くと「できればトップテンに入って、自分がプロでも通用すると思いたいですね」と笑顔で語る。実は、山浦の父親は石川遼に破られるまで30年近く最年少プロの記録を持っていた山浦記義で、今回はキャディとしてサポートしている。将来的にはPGAツアーで活躍したいという太希。“大器”になる日は案外近いかもしれない。

文・山西英希


<ゴルフ情報ALBA.Net>