<石川遼 everyone PROJECT Challenge 初日◇6日◇ロイヤルメドウゴルフ倶楽部(7,162ヤード・パー72)>

国内男子下部ツアー「石川遼 everyone PROJECT Challenge」は初日の競技が終了。20歳の小木曽喬が原田凌と並んで“66”をマークし、6アンダー首位タイに立った。今季レギュラーツアーに8試合出場しながら予選通過は1度のみと苦しんだが、下部ツアーから再び逆襲をスタートさせる。

47歳の賞金王!今季はレギュラーツアーで奮闘中
この日は「ショットが良かった」とスタートの1番(パー4)で約110ヤードのセカンドを1メートルにつけてバーディ。さらに2つスコアを伸ばして迎えた8番(パー5)では約213ヤードのセカンドを3番ユーティリティで4メートルにつけてイーグルを奪うなど、前半を“31”で回った。後半は足踏みが続いたが、16番(パー5)で首位に並ぶバーディ。「(16番は)右5、6メートルについて入れたいな、と思ったのが入ってくれた。大きいと思う。明日につながる」とうなずいた。

60台のラウンドは「ダンロップ・スリクソン福島オープン」2日目の“69”以来今季2度目となる。「久々にいいゴルフ。調子が上がらず悪い方にいっていたのがやっとちょっと楽しくゴルフが出来るようになった」。下部ツアーでも予選通過できずにもがく日々。昨年のチャレンジトーナメント賞金ランク6位の権利で挑んだレギュラーツアーでの苦闘が尾を引いていた。

「めちゃくちゃキツかったです。自分の悪いところはなんだって考えすぎちゃって、足りないものばかりを感じてしまった。飛距離の差も飛ぶ方ではないので感じていたけど、それをやろうとしすぎて(持ち味の)ショットの精度が悪くなってしまった」

不調脱出のきっかけをつかんだのは前日の練習ラウンド。伊藤誠道と回ってヒントをもらったという。「内容はちょっとまだ(ヒミツ)笑。でも、今週も入るまでは何を考えて打つかということしか考えられなかった。何が悪いかわかってきた」。

現在は下部ツアーでも賞金ランク105位(21万7,451円)で、優勝賞金180万円を加算しても200万円強。1年間のフルシードを手にできる賞金王はもとより、2位から上位6人に与えられる来季前半戦シード争いにも遠いが、だからこそ一戦必勝の思いは誰よりも強い。

「裏シード※も厳しいし、もう優勝以外はなんでも一緒。それだけ狙っていきたい。このあとはチャレンジ2試合に出てQTですしそこに向けても、ですね」。打ちのめされたハタチの挑戦から、逆襲の秋。巻き返す時間はまだまだ、ある。

※裏シード:下部ツアー賞金ランク2位から上位6人に与えられる前半戦シード権の通称

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