<日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ 初日◇5日◇サミットゴルフクラブ(6,984ヤード・パー72)>

国内シニアメジャー「日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」が開幕。初日の競技を終え、6バーディ・ノーボギーの“66”をマークした久保勝美が6アンダーで単独首位に立った。久保は高校卒業後、清涼飲料のトラック配送運転手をしていたが、会社のコンペに出たのをきっかけにゴルフの道を選んだ脱サラプロ。異色の経歴をもつ選手として知られている。

【スイング連続写真】異色の脱サラプロ!久保勝美のドライバーショット
インコースからスタートした久保は17番で7メートルを入れ、流れをつかむと後半に爆発。1番でバーディを先行させると、3番ではセカンドショットを10センチ、続く4番でも2打目を60センチにつけ連続バーディを奪取。7番でもスコアを伸ばすと、最終9番パー5では3打目を2メートルにつけバーディ締め。安定したゴルフでスタートダッシュを決めた。

昨日のプロアマでの最終調整で修正した点が好スコアにつながった。プロアマ戦はスクランブル方式のチーム戦で、「アマチュアの人のパットを見ていたので最後に打っていたのですが、1回しか入りませんでした。“オーバーしないと入らない”と言われてしまったり…」。昨日はショートしがちだったが、この日はしっかり打ってチャンスはほぼ決めた。4月にスコッティ・キャメロンで特注したロングネックのネオマレットパターだが、7月に「ネックに不具合が生じて、フェースの向きが変わってしまって」使用を中断。ようやく修理が終わり、今週から戻ってきたことも大きかった。

また、プロアマでは左に行きがちだったショットが「シャフトを立てるようにして打ったらよかった」とフック回転が抑えられ、思うように打てたこともバーディラッシュにつながった。「ほとんどフェアウェイに行ったし、アイアンもグリーンをヒットした」と、攻めのショットを打つことができた。

最高のスタートだが、「まずは予選通過して、次はベスト10狙い」と謙虚に目標を話した久保。8月の「コマツオープン」では初日首位タイ発進も、2日目に「“39”パットをして」23位タイに後退。最終的には17位タイだった。同じ轍(てつ)だけは踏みたくないところ。「ノーボギーを目指しているので、明日もノーボギーでいければ」と、明日も同じようなプレーで上位維持を目指す。


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