<日本女子オープンゴルフ選手権競技 最終日◇1日◇我孫子ゴルフ倶楽部(6,706ヤード・パー72)>

国内女子メジャー「日本女子オープン」で、2位に8打差をつけて大会連覇を飾った畑岡奈紗。最終ラウンド8バーディ・1ボギーの”65”は、18ホールにおける大会最少ストロークに並ぶビッグスコアをマーク。“異次元”という言葉がピッタリだが、周囲の選手たちはどう見たのだろうか。

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ピン位置によって難しさが変わるといわれた我孫子ゴルフ倶楽部。最終日は厳しいピン位置が多く、平均ストロークは73・5652と4日間でもっとも難しい1日だったことを表す。2位の申ジエ(韓国)は1アンダーで回れればいいと思ってプレーしていたが、「畑岡さんは別のコースを回っているんじゃないかと思いました」と笑いが出たほど。ローアマを獲得した3位の小倉彩愛は、「途中でスコアボードを見て異次元と思いました」と、1位はあきらめて2位、3位狙いに徹した。最終組で同組だったキム・へリム(韓国)は、「韓国の怪物といわれているチョン・インジとも比較できないくらい今日はすごかった」と、優勝争いをする選手の戦意を喪失させるスコアだった。

その韓国の怪物といわれる世界ランキング6位のチョン・インジは、予選ラウンド2日間を畑岡と同組で回った。「完璧なプレーをしている。とてもショットが優れているし、落ち着いてプレーをしていた」と能力の高さを認めるとともに、米女子ツアーでの優勝についても、「もちろんあると思う。日本での優勝経験がいい土台となるはず。応援したい」とエールを送る。第3ラウンドで同組だった申は、かつて米女子ツアーを転戦し、世界ランキング1位を獲得した経験もある。「米ツアーの話をしたけど、彼女はまだ若い。寂しい気持ちもあると思う。移動も大変ですし。先週優勝して自信のある顔をしていて、今日も優勝したのでさらに自信がつくと思います。すごい選手になると思うので、私も期待しています」と、自信を糧にさらに成長すると太鼓判を押した。

また、樋口久子LPGA相談役は、自身以来40年ぶりの大会連覇を遂げたことについてコメントを寄せた。「大会連覇もかかる重圧の中、3日目から首位を守り続け、最終日は公言通り20アンダーで優勝したのは本当に素晴らしい。今年1年、米国での苦学がプラスに出たんでしょう。攻める姿勢を最後まで貫いたのは立派」とし、大会連覇と同時に2週連続優勝についても、「公式戦での連勝、連覇は並大抵の選手ではできないこと。素晴らしいと思います」と称賛がやまなかった。日本女子では唯一、海外メジャーを制している樋口。次は、樋口以来の海外メジャー制覇を期待する逸材であることは間違いない。


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