<日本女子オープンゴルフ選手権競技 2日目◇29日◇我孫子ゴルフ倶楽部(6,706ヤード・パー72)>

昨年の畑岡奈紗が達成した、アマチュアによるツアー史上初のメジャー制覇に続き、今年もアマチュアが大躍進。「日本女子オープン」の2日目、岡山操山高校2年の小倉彩愛(おぐらさえ)が大会史上4人目となるアマチュアによるホールインワンを達成した。

若き力が躍動!“強カワ”ゴルファーは日本女子オープンLIVEフォトで
小倉は日没サスペンデッドにより未消化だった第1ラウンドの残り5ホールすべてパーを並べると、第2ラウンドで爆発。2番で先にボギーが来たが、すぐに3番で取り返し、迎えた4番パー3。159ヤードのティショットを5UTで振り抜いた打球はピン奥3mに着弾。傾斜に乗ってピン方向へと戻ってくるボールがカップの底に吸い込まれた瞬間、コースに大歓声が響いた。

「多少大きくても戻ってくると考えて、ショートするよりはオーバーの方が良いと思って打ちました。狙い通りでしたが、入ったところは見えませんでした。ギャラリーさんたちの大きな声が聞こえたので入ったと分かりました」

この値千金のエースで流れを作ると、折り返しての10番では3mを沈めるなど、この日5バーディを奪取。上がりの18番でボギーを叩いたが、1イーグル・5バーディ・2ボギーの“67”とスコアを5つ伸ばし、トータル7アンダー・暫定3位へと浮上した。

「ホールインワンはこれまで小学校5年、6年生の時に1度ずつやったことがあるのですが、試合では初めてでした」と白い歯をこぼした17歳。達成後もアマチュアとは思えない落ち着き払ったプレーを見せた。「動揺はなかったですね。せっかくホールインワンをしたのでなるべくボギーを打たないようにと意識しました」とレギュラーツアー初出場とは思えない堂々たるラウンドで上位に進出した。

好位置で決勝ラウンドへ進むとなれば、2年連続のアマチュア優勝への期待も湧いてくる。「畑岡さんが去年優勝したことでちょっとだけ身近に感じることができました。この試合に出ている他のアマチュアの子たちも強いのですが、自分もいけるかもしれないと思ってやっています。明日からピン位置が難しくなると思います。攻めたくなる気持ちを抑えて、なるべくボギーを打たないように戦っていきたいです」。現在のトップは畑岡奈紗。夢に“手が届くかもしれない”という思いを抱かせてくれた大先輩だ。超える壁は大きいが、エース達成の幸運を活かして史上2人目のアマチュアメジャー優勝を目指していく。

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