<ザ・プレジデンツカップ 事前情報◇28日◇リバティ・ナショナルGC(7,328ヤード・パー71)>

2年に1度開催される米国選抜と欧州を除いた国で構成される世界選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」。開幕前日のこの日は公式練習日で、松山英樹は初日にタッグを組むシャール・シュワーツェル(南アフリカ)らと9ホールをラウンド、最終調整を行った。

15年大会では松山&スコット(豪州)のコンビで戦った
この練習ラウンドには丸山茂樹が同行。愛息の奨王(ショーン)くんが「ジュニアプレジデンツカップ」に出場しており、その応援のためにこの会場へ。大会の最終日にはテレビ解説を務める予定で、松山の練習とコースを視察した。

「ボクが見たシカゴの時と比べて、心配していた(スイングの)ポジションがすごく良くなっている」ことが松山への第一印象。2週間前のBMW選手権の時は「ダウンスイングで拳一コ分、アウトサイドから入っていた」という。

「ヒデキはゆっくり目にあげて、トップで少し間があって、ダウンスイングに来るけど、そのときに一瞬だけ前に入っていた。珍しく練習場でダブったりしていた。それがオンプレーンできれいに下りている」。スイング軌道が修正され右へボールが流れるミスが減った点を指摘。

また、バンカーショットでは松山にアドバイスを贈った。「人の話を聞く耳があるというのは素晴らしいことかなと。はたしてボクの意見が正しいとは思わないけど。何か一瞬のヒントになるかな」と松山の“聞く姿勢”を賞賛していた。「ようやく“最悪”から抜け出せたと言っていたから、たぶんどこかに手応えがあるんだという感じは受けた」。プレーオフシリーズの時よりも、松山の状態は確実に上がっているようだ。

丸山は1998年のこの大会に出場。チーム戦4試合とシングルス1試合をすべて勝ち5勝をマーク、世界選抜の勝利に大きく貢献した。当時の米国チームはタイガー・ウッズやフィル・ミケルソン、デビッド・デュバルなど錚々たる顔ぶれ。今年の米国も層が厚いが「でも、こういうときこそ相手に油断もあるだろうから。ボクたちの時も相手が絶対と言われていたのをやっつけているからね」。世界選抜が勝利したのはこの98年大会のみ。今回も下馬評は米国チームが有利。松山の状態が良ければ、それを跳ね除けアウェーで波乱を巻き起こせるかもしれない。

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