<日本女子オープンゴルフ選手権競技 事前情報◇27日◇我孫子ゴルフ倶楽部 (6,706ヤード・パー72)>

千葉県の我孫子ゴルフ倶楽部にて28日(木)より4日間の日程で開催される国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」。優勝へのカギを握る“Key Hole”として、今回は18番ホールをピックアップ。

“ずんだ餅”に“牛タン”ウェア!?アン・シネの勝負服はフォトギャラリーで
■18番ホール(432/402ヤード・パー4)
第50回目を迎える今大会は2009年大会以来となる我孫子ゴルフ倶楽部が舞台となる。赤星六郎設計の日本を代表するコースで、林由郎、佐藤精一、青木功らを輩出した名門コース。2012年にプライアン・シルバ改造設計のもと1グリーン化など改修が行われた。改修前後で同コースの研修生経験がある、青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める大西翔太氏は我孫子をこう見ている。

「我孫子ゴルフ倶楽部は日本のコースの中でもバンカーが良いポジションにある印象ですね。その中で入れていいバンカーとそうでないものがあります。特に改修後は深くてアゴが高いバンカーができて大きなハザードとなりました。落としていいところ、ダメなところといったマネジメントがかなり重要となります。グリーンはポテトチップのような形が多く、アンジュレーションが多いので、距離が長いパッティングを残してしまうと目で確認できない傾斜に流されてパッティングが上手い選手でも3パットしてしまう確率が高くなると思います」

そんな大西氏がkey holeとして挙げたのが18番。今大会はアウトコースとインコースが通常営業と逆になっているが9番と18番は通常営業通りとなっている。赤星六郎とプライアン・シルバが最後の罠を仕掛けた、432ヤードと402ヤードと2つのティボックスを持つフィニッシングホールだ。

「どちらのティにしても距離が長いホールです。左のフェアウェイバンカーに入れてしまうと届くクラブが無くなるでしょう。高いアゴが気になって打てないと思いますから。そしてグリーン手前、特に右側は下り傾斜になっています。そして良く言われるのが9番と18番だけ芝目がある、と。他のホールはないのですが、その2ホールまで手前から順目となっているそうです。またグリーン奥のバンカーに入れたらまず寄らないでしょうね。奥のバンカーに入れるということはピンが奥だということ。ここもアゴが高く、そして傾斜がありますからまず止まらないでしょうね。このホールはパーで切り抜けられれば良いと思います。難しいホールですね」

とは言え大西氏の展開予想は伸ばし合いだ。「フェアウェイが広くてラフも短い。ここからどう仕上げていくのか分かりませんが、グリーンも今のところ重くて柔らかい。ノリノリの人は大きいスコアを出すのではないでしょうか。タイプとしては飛ばせて、パットを自分のものにできる人。そしてグリーンの傾斜を使って寄せるような楽しさを持ってプレーできる人も向いていると思います。ピンを狙うとカップから離れていくようなところもあり、そうなったらストレスも溜まるでしょうから、良い意味で余裕がある選手は上位に行くのではないでしょうか」

解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。2016年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロB級会員の資格を取得した。プロゴルファーの大西葵は実妹。

<ゴルフ情報ALBA.Net>