「いつ振りだろうというくらい」、最終組から遠ざかっていた有村智恵。2014年の「日本女子オープン」以来、約3年ぶりとなる最終組での戦いは、3バーディ・4ボギーの“73”。スコアを1つ落とし、トータル2アンダーの9位タイに後退した。
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首位と1打差、3アンダー・2位タイから出た有村だったが、「前半はショットが本当に悪くてバーディを狙っていけるゴルフではなかった。伸ばし合いという今日のスコアの出方には中々ついていけない耐えるゴルフとなってしまった」と出だしの1番からつまづき、前半で2ボギー。バーディは1つに留まった。
ショットを「ちょっと体がスウェーしてたのでもう少しその場で回転しよう」と修正して臨んだ後半は「良い球が出るようになった」と12番、13番と連続バーディ。息を吹き返したかに見えたが、「その中でチャンスにつけていきたいという欲が空回りしてしまった」と上がり3ホールで2ボギー。結局後半もスコアを伸ばせず、首位とは4打差に開いてしまった。
スコア的には苦しんだ一日となったが収穫もある。「出だしは少し緊張しましたが、自分の中では楽しめました。今までに無いゆとりを持ったゴルフができたと思います。それは大きな収穫です。“思ったよりもできるな”と自信が出た」。久々の好位置での戦いで確かな手ごたえを掴んだ。
「明日はバーディを獲りに行かないといけない状況が来ると思いますし、そういうゴルフができないと勝てないと思います。上を捉えられるように、前の方から頑張りたい」。4打差で迎えた最終日。今季初となるトップ10入りを射止め、より実りのある一日としたい。
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