<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 2日目◇23日◇利府ゴルフ倶楽部 (6,551ヤード・パー72)>

予選ラウンドを終えた国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」。この日、ベストスコアとなる“64”を叩きだし、49位タイから一気に首位タイに躍り出た畑岡奈紗。今年はアメリカを主戦場とし、先週現役生活に幕を閉じた宮里藍と同じ舞台で1年を過ごした。それについて「短い間でしたが、共にアメリカツアーで戦えたことをとても嬉しく、誇りに思います」と語っている。

憧れの藍先輩から刺激 その手を固く握りしめた
宮里を憧れの存在だと語る畑岡。アメリカ参戦を決めたときは宮里の決断を知らず、「まさか今年で引退するというのは知りませんでした」。だが、一緒にプレーした僅かな時間はかけがえのないものとなっている。

6戦連続で予選落ちを喫するなど、不調にあえいだ時期もあった。その時も、「色々な経験を聞かせてもらったのはとても嬉しかったです。私が向こうにいってショットがバラついて打つのが怖くなったりしていたのですが、藍さんが自分の不調な時期の経験を聞かせてくれたんです」。

「その時に藍さんは“練習の時から1つテーマを決めてやり通すといいよ”と話してくれました。ただボールを打つのではなくて、小さなことでもいいからテーマを持とう、と。例えば今日は絶対に頭を動かさない、とかですね」。頼れる先輩のアドバイス通り、明確な課題を持って取り組めたことがショット復調へつながっている。

奇しくも首位タイで最終日を迎える今大会は、その宮里が高校3年時に優勝を果たし、世界への第一歩を踏み出した大会。「(エビアン選手権が終わってから)藍さんにはたくさん連絡が来てると思うので、まだ連絡していません。落ち着いたくらいにしたいですね」と時期を見定め、大先輩への労いの言葉を贈るつもりだ。「私もミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで優勝しました」という一文を添えられるようなプレーを見せたい。

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