<アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ  初日◇21日◇カレドニアン・ゴルフクラブ(7,100ヤード・パー71)>

今年の日本ツアーで最も名前を売った一人といえば、現在の賞金ランク1位、2勝をマークしているチャン・キム(米国)だろう。キムの大きな魅力は圧倒的な飛距離。ドライビングディスタンス(DD)部門では平均323.19ヤード。2位の副田裕斗を約10ヤード離し、同部門を独走中だ。

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そんなキムは今週、韓国の試合に出場のためアジアンツアーとの共同主管で行われている「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップ」に出場していない。キムの飛ばしを楽しみにしていたファンもいただろうが、そこはご安心を。キムより派手に飛ばしそうな若者が、この日行われた第1ラウンドでビッグドライブを見せた。

初日を1イーグル・3バーディ・2ボギーの3アンダーで終えたルーカス・ハーバート(オーストラリア)、21歳。主催者推薦で出場しているハーバートは、オーストラレイジアツアーを主戦場にしている若手有望株。将来は米ツアーを目指しているという若者が、DDの計測ホールとなっている6番パー5(560ヤード)で347ヤードを記録(ちなみにこのホールはイーグル)。もう一つの計測ホール15番でも313ヤードを記録して平均330ヤード。2位の選手が平均309.50ヤードだから、とにかく規格外の飛びだ。

前日の練習日には、ドライビングレンジに弾道測定器を持ち込みドライバーを打ち込んでいた。その豪打に関係者が集まってくる中、「地元ではそんなに飛ばし屋ではない。ボクくらいのはいくらでもいるよ」と涼しい顔だったが、その測定器が記録していたのは、キャリーが平均で311ヤード。トータルは平均335ヤード。こんな飛ばし屋がオーストラリアにはゴロゴロいるというのか…。

「むちゃくちゃ飛んでいました」とは、この日同組で回った、こちらも飛ばすことには定評がある日本の新人・星野陸也。「でもアイアンの番手は同じだと思いますよ)」と負けん気を見せたものの、「18番はボクがセカンドショットを9番アイアン。彼はボクの15ヤードくらい前にいたので、ピッチングウェッジか、それくらいでしょうね」と、フォローとはいえ、545ヤードのパー5の飛びに驚いたという。もちろんゴルフは飛ばしの競技ではないが、そんな飛ばしを見られるのも男子ツアーの魅力。明日以降の飛ばしにぜひご注目を!

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