<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 事前情報◇21日◇利府ゴルフ倶楽部 (6,551ヤード・パー72)>

宮城県にある利府ゴルフ倶楽部にて22日(金)に開幕する「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は、先週の「エビアン選手権」で現役を引退した宮里藍が2003年に東北高校3年時に優勝した大会。東北高校OGたちも気合いが入る。

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東北高校OGとして宮里藍に続き、2009年の同大会で優勝を果たしている有村智恵は「コースは仕上がってますね。利府で一番難しい状態ですが、調子はう〜ん、という感じ」と話す一方で「それでも気持ちでどうにかしたいですね。ただ気合いが空回りしないように、逆にコントロールすることが重要になると思います」と初日への意気込みを語った。

宮里の引退はテレビで見ていたそうで「色々貰いました。泣きましたね。最後まで宮里藍のやり方をつらぬいたなという感じです。学ぶことがとても多かったです」。有村や上田桃子と言った後輩からのメッセージを受け取った宮里が「これから色々なものを背負う立場になる選手たちですが安心して託せると思います」と話したことについては、「私たちは彼女みたいになれないというのは分かっていますし、だれか1人で背負うのはきついと思います。ただ彼女を見て育った人間として恥ずかしくない人になりたいですね。“(宮里から)何を学んだのか”と言われないようにしたいです」とコメントした。

有村と同い年の原江里菜は「コンディションはよくなってきています。今日回った感じは、上々。今シーズンは考えていたようにはできていませんが、そのおかげでこの2〜3年で一番練習を積んでいます。ショットのことが分かってきたし、だんだんよくなってきました。今週というより、毎試合、やれることをやっていくだけです」と復調をアピール。「東北は学生時代を過ごした第二のふるさと。今週勝ったら、今シーズンはもう試合に出なくてもいいくらい気合い入っていますよ」と力強く話す。

その2人とは1学年下の菊地絵理香は「(痛めていた)腰は大分良くなったのですが、風邪をひいてしまっていて…」と体調は今一つ。それでも「東北にゆかりがある選手が勝てば盛り上がると思います。頑張りたいですね。まずは初日に良いスタートを切れるように。あとは(気合いが入って)オーバーワークをし過ぎないように、しっかりと調整していきたいです」と静かに闘志を燃やした。

菊地の1年後輩である木戸愛は、昨年好位置で最終日を迎えるも失速。リベンジにかける思いも強い。「この試合はとても楽しみにしていました。気合いももちろん入ります。私らしく頑張りたいです」。一方で「ベストを尽くすという点では毎試合変わりません。今週もやるべきことをやるだけです。気負い過ぎずに行きたいです」と述べた。冷静さと情熱。相反する2つの気持ちを上手くコントロールしていく。

東北高校OGで、且つ山形県出身の大江香織は特にこの大会に馴染み深い。「利府ゴルフ倶楽部は、グリーンが硬くてピンポジション次第ですごく難しくなります。アンジュレーションがきついのでマウンドの頂きにピンが切られていると、どの方向からも難しいラインになってしまうんです。風も強くなりそうですし、グリーン上の厳しい勝負になりそうですね」と分析。その中でも「どれだけ自分のストロークができるかどうか。仙台は高校時代を過ごした慣れ親しんだ街です。落ち着いた気持ちで試合に臨めているので、自分のゴルフができると思います」と良い精神状態で初日を迎えられそうだ。

東北高校ゴルフ部として、そしてプロとして宮里が2度制した今大会。現役生活にピリオドを打った偉大な先輩に続き、伝統の一戦で勝利を挙げられるか。

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