<アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ  初日◇21日◇カレドニアン・ゴルフクラブ(7,100ヤード・パー71)>

日本ツアーとアジアンツアーの共同主管で行われている「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」の初日。今季で国内ツアー18シーズン目を迎える39歳のベテラン、高山忠洋が9アンダーで爆発。単独首位発進を決めた。

日本中が注目した宮里藍“最後の4日間”の特選フォトギャラリー
2012年9月の「コカ・コーラ東海クラシック」以来となる初日首位発進に、「本当ですか」と驚きの声を上げた高山。試合が始まるまでは、「バーディエリアに来ないと(バーディが)獲れないから不安だった」という言葉とは裏腹に、スタートホールの1番で2打目を80センチにつけバーディ発進を決めると高山劇場が開幕。前半をボギーなしの4バーディで折り返すと、後半は10、11番と13、14番で2度の連続バーディをゲット。15番でこの日唯一のボギーを叩くも、上がりの17、18番で3度目の連続バーディを奪うなど、終わってみれば10バーディ・1ボギーで自己ベストの“62”をマーク。2位のキム・キョンテ(韓国)に2打差をつけ、単独首位に立った。

後半ハーフのスコア“30”は自己ベストタイ、10個奪ったバーディも自己ベストと記録づくしとなったこの日のプレーを、「今年一番」と自画自賛した高山。ここまで平均パット数が95位と不調だったパットについても、18ホールで23パットと復調の気配に、「(3位に入った)ISPSハンダマッチプレー選手権を機に上手くなったかな」とおどける仕草を見せた。

今季の高山は、「レオパレス21ミャンマーオープン」で食あたりによる40度の高熱。「日本プロゴルフ選手権」ではマイコプラズマ肺炎、そして「〜全英への道〜ミズノオープン」では開幕前からの腰痛の悪化で棄権するなど受難続き。腰痛には今も悩まされているが、先週のオープンウィーク中に専属トレーナーの塚田昇起さんによるハリ治療やマッサージなどを、「3時間ずつ3日間」受けてかなり改善。今週に入っても、プレー前とプレー後の身体のケアのため、「コースに一番早く来て、一番遅くに帰る」状況が続いているが、そうしたサポートで戦えていることに、「何とか恩返しがしたい」と話した。

こうなると、2011年11月の「カシオワールドオープン」以来となる6年ぶりの6勝目を挙げて、チームみんなで喜びを味わいたいところ。来年の2月で40歳になるベテランは、「9アンダーは気持ちいいし、自信にもなる」と笑顔を見せつつ、「明日以降はピンポジションも厳しくなるだろうから、気を引き締めて頑張りたい」と言葉に力をこめた。

<ゴルフ情報ALBA.Net>