<ANAオープンゴルフトーナメント 3日目◇16日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>

2年ぶりのシード復帰を狙う24歳の堀川未来夢が、プロキャディと“異例”の契約で躍進している。国内男子ツアー「ANAオープン」第3ラウンドが行われ、15位タイから出た堀川は5バーディ・1ボギーの“68”で回り、トータル8アンダー、首位と5打差の10位に浮上した。

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堀川はツアー参戦1年目の2015年に賞金ランキング41位で初シードを獲得したが、昨季は、「シーズン途中で自分のゴルフを見失った」などと不振に陥り、同87位でシード権を手放した。QT14位で今季の出場権を獲得。ここまで9試合に出場して、パナソニックオープンで3位タイに入るなど1114万円余りを稼いで賞金ランキング48位につけている。シード確定までもう少し上乗せをしたいところ。普段はハウスキャディと戦うが、今大会は共通の知人の紹介で、プロキャディ歴20年の小岸秀行氏と初タッグで臨んでいる。「経験豊富な方なので勉強になります。ミスをしても大きなミスにならない攻め方だったり、グリーン上でも頼りになります。ボクは熱くなるとどんどんいっちゃうタイプですが、冷静にコントロールしてもらっています」と、連日のアンダーパーにつなげている。

小岸キャディを起用するにあたり、破格の契約を結んだ。プロキャディも様々な契約形態があるが、一般的には週給に加えて獲得賞金に応じたボーナスが支給される。優勝が10パーセント、トップ10以内が7パーセント、11位以下が5パーセント。しかし、堀川は優勝50パーセント、トップ10以内が20パーセント、30位以内15パーセント、30位以下が10パーセントの数字を提示した。今大会の優勝賞金は2,200万円で、ボーナスは1,100万円ということになる。異例のボーナス提示したことに、「それぐらいの価値はあると思っています。実際にここまで結果が出ていますし、ふた皮ぐらいむけた感じがあります」と授業料としても高くないという。

「優勝は意識していないけど、明日もアンダーパーで回りたいです。第1シードをクリアするためには2000万円は超えたいですので、上積みしていきたい」と、“小岸先生”の授業の集大成を最終日に見せる。「優勝したら?ちゃんと1,100万円渡しますよ!」。プロキャディにとって、夢のある男である。


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