<ANAオープンゴルフトーナメント 初日◇14日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>

21歳の新鋭、鍋谷太一が6バーディ・2ボギーの“68”をマーク。4アンダー3位タイと今季自己ベストの順位で初日を終えた。

【スイング解説】鍋谷太一のオーソドックス&ダイナミックスイング
インコースから出た鍋谷は、出だしの10番のバーディで流れにのり、「7番までは今年のツアーで一番の内容」と上がり2ホールまで絶好調。しかし、230ヤードと距離のある難関・8番パー3でボギー、9番パー5ではバーディを逃した。「上がり(の8番、9番)は悔しい結果でした」と少し悔いの残る結果だが、いい位置につけられたことには「よいラウンドでした」と白い歯をみせた。

今月頭の「フジサンケイクラシック」に出場した際に、コーチを務める父・忠治さんからマネジメントに関するアドバイスを受けた。これまではピンを果敢に狙ってきたが、ツアー競技ではグリーンの端にピンが切られるため、ピンに近いサイドに外すとパーを拾いきれない。「(ボギーを叩くと)リズムに乗り切れなかった」ことから、「まずは、確実にグリーンを狙うこと、パーオン率を高めること」に意識改革。狙いを限定せずに「視野を広く、コースを広く」使うようになり、プレーがだいぶ楽になった。

この日はそのマネジメントに加え、運にも恵まれた。「ラフに入れてもライが良かったり、4番(パー4)で林に入れたんですが、たまたまピンの方向に打てて」パーをセーブした。

今大会は2014年から3年続けてマンデー(主催者推薦選考会)に挑戦してきたが、いずれも敗退。ファイナルQTを13位で突破、リランキング順位32位で今年は出場権を獲得した。最初に来たときは「めちゃくちゃ難しい」と舌を巻いた輪厚での好発進は自信になっただろう。この日はアプローチの距離感が合わなかったことが反省点。そこを修正し「もう少し良いゴルフをしたい」。残り3日間、さらに上を目指し自分の成長を実感する1週間にできるか。

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