<ゴルフ5レディス 最終日◇3日◇ゴルフ5カントリーオークビレッヂ(6,373ヤード・パー72)>

参加選手からの多くが「難しい」と評していたゴルフ5カントリーオークビレッヂ。最終日にトップ10争いをしていた川満陽香理と香妻琴乃はそのコースの“罠”にハマった。

別カメラから捉えた写真 日本一は伊達じゃない?
川満が“7”、香妻が“8”を記録するなど、2人に厳しい仕打ちを与えたのが17番パー3。“コンベンショナル”(伝統的)とネーミングされたこのホールには、グリーンの周りに4つのバンカーが配置されており、その中でティから見て左手前にあるのが、公式ホームページに「日本一あごの高い」と記されているバンカー。コース関係者たちが「入れたら絶対ダメ」と口を揃える難所だ。

トータル1アンダーで17番にやって来た川満は、ティショットでこのバンカーに。「(バンカーの)アゴから距離もあったので、グリーンまで上げられる」と思った1回目のバンカーショットはグリーンまで届かず、球は斜面を転がり同じバンカーへ。「もう1回飛ばせばいける」と挑んだ2回目も同じ結果だったが、再び戻ってきた球がバンカー内の自分の足あとの中に入る不運もあり、3回目は後ろのラフに出すことを選択。結局このホールを5オン2パットの“7”とした。

トータル3オーバーの33位タイまで順位を落とし、「もう帰りたい」とこぼしながらホールアウトしてきた川満。「最初はショットミスで入れてしまったと思っていたが、後でグリーンエッジまでの距離で計算していて1クラブ小さかったという番手ミスだったことに気付いた」と明かし、「ボギーぐらいであがりたかった」とため息をついた。

一方、川満の次の組で回っていた香妻はトータル3アンダーで17番へ。川満の“苦闘”は「知らなかった」らしく、ティショットで同じ左手前のバンカーに入れてしまう。ここは1回で上手く脱出したが、「狙いより2〜3ヤード奥に行った」ため球はグリーン奥のラフに。続く3打目のアプローチをミスしてグリーンをオーバー、再び同じバンカーに入れてしまう。「今度も上げられる」とピン方向への脱出にチャレンジしたものの2回失敗し、3回目に少し狙いをずらしてやっと6オンに成功。2パットでこのホールを“8”とした。「ティショットのミスがすべて。しょうがない」と肩を落とした香妻は、結局、トータル2オーバーの28位タイでフィニッシュした。

今回「ゴルフ5レディス」が初開催されたゴルフ5カントリーオークビレッヂ。各ホールがアーサー王伝説をモチーフにデザインされ、伝説の由来にちなんでバンカーや池、モニュメントが配置されていたが、来年以降はこの2人のプレーが新たな伝説として語り継がれるかもしれない。


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