<フジサンケイクラシック 3日目◇2日◇富士桜カントリー倶楽部(7,566ヤード・パー71)>

1アンダー6位タイでスタートした賞金ランク2位の宮里優作。ムービングサタデーとなるこの日、スコアをどこまで伸ばせるか期待されたが、2バーディ・2ボギーの“71”でフィニッシュ。結局トータル1アンダー6位タイと変わらず、首位との4打差を追って最終日へ向かう。

見よ!これが歓喜の舞“カチャーシー”だ!
「きつかったぁ。昨日まで感じよく打てていたドライバーもアイアンも、まったくおかしくなって。フィニッシュも全然獲れませんでした。やっとうまく打てたと思ったら、ピンに直接当たって戻っちゃうし」と苦しかった1日に苦笑い。原因は、トップが大きくなってヘッドが上から下りすぎていたと分析する。アイアンは途中修正できたが、ドライバーは最後まで本来のスイングに戻せなかった。

それでも、粘りに粘ったパープレーでまとめて見せた。ピンが難しい位置に立てられていたことについては「ピン位置の問題以前に、グリーンに乗らないんだから今日はあまり関係ありませんでしたね(笑)。それで、グリーン周りから寄せてばかりやっていたから、昨日フィーリングが悪くなったアプローチがすごくよくなりました。最後は17番パー5の3打目、ピンまで50ヤードを50センチにピタリと付けてバーディを取って(スコアを)戻せたのも、その流れからですね」。

3メートルほどのしびれるパーパットを強いられているうちに、タッチもどんどんよくなってきたという。「昨日のラウンド終了後、パッティンググリーンでフックラインを見つけて練習していたんですけど、今日はたまたまフックラインが残ることが多くて、ミスヒットせずに凌げたのも大きかったですね」というあたり、運も味方している。

明日はショット、アプローチ、パットがすべて噛み合えば、首位との4打差も射程圏内に思えるが、「うーん、4打差はちょっと無理しないと追いつくのが難しいですね。前半で流れに乗っていけるかどうか……。でも、今日たくさんのギャラリーに応援してもらったのに、ずっとパーパットばかりで申し訳なく思いました。明日は同じようなプレーをしないようにしたいですね」。何よりもファンを気遣う選手会長。最終日は猛チャージでギャラリーを沸かせたい。

文/伊藤昇市

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