<フジサンケイクラシック 事前情報◇事前情報◇富士桜カントリー倶楽部(7,566ヤード パー71)>

今大会注目の選手といえば、やはりこの人、池田勇太。先週、海外参戦に一区切りつけて約1か月ぶりに出場した国内ツアーで今季初V、ツアー通算17勝目をマーク。優勝直後のインタビューで「さぁ、これから。一気に頂点を目指す」と2年連続賞金王の座に狙いを定めた。現在、賞金王レース首位を走るチャン・キムとは、まだ5000万円余り離れているだけに、できれば勢いそのまま2週連続優勝で、その差を縮めておきたいところだ。

15番グリーン右サイドに新設されたアゴの高いバンカー
先週優勝した疲れも見せず、昨日は練習ラウンド、この日はプロアマ戦をこなした池田。近年18ホール最長ヤーテージとなったコースの印象を聞くと、「今年もいろいろ改造してもらって、難度も戦略性も高くなったけど、戦いがいがあって、よりオレ好みのコースとなった感じ。13番パー3が250ヤードと長くなったといっても、もちろん天候や風向きの影響を受けるとは思うけど、飛距離的には特に問題ない。15番パー5に新設されたアゴの高いバンカーは、入れると面倒なことになりそうだけど、2オン目指していくだけ。5番の最長パー4(535ヤード)は、運次第。いいティショットを打ててもラフに入ることがあるからね。フェアウェイさえキープすればいけるでしょ」。キーとなりそうなホールも「特にないね。各ホールと向き合って戦っていくだけ」といかにも池田らしいコメントに、密かな戦闘モードが感じられた。

2009年、2015年にも福岡で優勝後、今大会を迎えそれぞれ6位タイ、26位タイで終えている池田。「そんなこともあったねぇ」。今季、これまでのドライビングディスタンスは300.21ヤードと飛距離を大幅に伸ばしている。確かに過去を今に当てはめるのはふさわしくない。それだけに3度目の正直なるか、この男から目が離せない。

文・伊藤昇市

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