国内女子ツアーで人気急上昇中のツアールーキー、セキ・ユウティン(中国)にスポットを当てる「スイートハートのAtoZ」。今週中国の中華人民共和国全国運動会※に出場するということで、今回は「日本と中国の報道の違い」について話してもらった。

オフショットも充実!セキ・ユウティンのスペシャル写真
まずは試合前の取材の形式について。日本ではメジャーなどの大きい大会などを除けばあまり記者会見などは行われず、お互いに立って選手の周りを記者が取り囲んで取材する『囲み取材』の形式がとられることが多い。だが、中国は違うという。

「中国では小さい試合でも必ず試合の前に記者会見があります。場所はクラブハウスの場合もありますし、ホテルで行われることもあります。壇上にあがるのは選手が大体4〜5人、主催の企業の方、そして中国ゴルフ協会の方です。そこでマイクを使って意気込みを語るんです」

また、形式だけでなく質問内容も日中で違いを感じるという。「中国は試合に対してのコメントを求められることが多いです。だからニュースもゴルフについてのものが多いですね。それに対して日本はゴルフのことでも過去や未来のことを聞かれます。また生活面などのプライベートな質問が多いのも日本の特徴のように感じます」

形式がそうさせるのかもしれないが、記者のスタンスにも違いを感じるという。「中国の取材をする方はきちっとしていますが、日本の方はフレンドリーな方が多いですね。どちらが良いというわけでは決してありません。ただ、両方を経験して国によって違いが結構あるなと感じています」。最後に「連載などは中国ではまず無いんですよ」と教えてくれた。

※中華人民共和国全国運動会
4年に1度開催される中国最大のスポーツの祭典。4年に1度、開催されることから「中国のオリンピック」と言われる。ゴルフは2013年から追加された。今年は天津で行われる。

■セキ・ユウティンプロフィール
セキ・ユウティン(石・日の下に立、女へんに亭)/1998年3月5日生まれ、福井県出身。中国人の両親から福井県で生まれ、5歳まで日本で育つ。その後、中国へと渡り妹と共にアマチュア時代から美人ゴルフ姉妹として活躍。16歳の時に出場したアジア太平洋のアマチュアゴルフ団体戦「クイーンシリキットカップ」では、当時の日本代表・勝みなみ、森田遥らを退けて個人優勝を果たし、中国を団体2位に導いた。2016年の中国女子ツアーでは3月に初勝利を挙げるなど賞金ランク1位。中国期待の新星はさらなるレベルアップを目指して日本ツアーの門をたたいた。端正な顔立ちに加え、笑顔が多く女性らしい可愛らしい声から“スイートハート”の愛称で親しまれている。171cm・63kg。

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