<ニトリレディス 3日目◇26日◇小樽カントリー倶楽部(6,548ヤード・パー72)>

2013年の賞金女王が久しぶりに会心のゴルフを見せた。6バーディ・1ボギーの“67”で回った森田理香子が、首位とは8打差ながら、トータル4アンダー8位タイに急浮上。今季初のトップテンを視界にとらえ、最終日に入る。

こっちも素敵やん!森田理香子のオンとオフ
出だしの1番からバーディ奪取。その後も3つのバーディを奪い、9番こそ3パットのボギーとするも、上位追撃態勢で折り返した。10、11番でも連続バーディ。その後は停滞したものの、後半をノーボギーでまとめた。「後半はすごく耐えました。すごくいいラウンドだったと思います」と、納得の表情だ。

森田がいうように後半はピンチの連続だった。「ガッツパー」と自らが呼ぶ、スーパーパーが続いた。圧巻は15番のパー4。「めっちゃ曲がりました(笑)」というように、右の林のさらに右に曲げた。エッジまで150ヤードのきわめてタフな状況。周囲も『これは……』とため息をつくほどだったというが、約60ヤード先の林に2、3メートル四方の隙間を見つけると、これを見事通してグリーン近くまで運びパーセーブ。「ああいうのは慣れていますから(笑)」と軽く受け流すが、さすがとギャラリーをうならせた。

「木に当たっても打てるところに戻ってきたり、ラッキーもありますね。全部よくなっています。今年はいろいろなことを経験させてもらっているので、成長できていると思います」。昨年は賞金シードも落とし、今季は現地で出場権が下りてくるのを待ちながらのウェイティングや推薦出場がメイン。なかなか出場試合が続かない状況だが、「試合に出られないときでも今までできなかったことをやったり、楽しみながらやっています」と、プライベートでの新たな発見もあったという。

今季出場した13試合で、トップテンは一度もなし。昨年10月の富士通レディースで6位タイに入って以来となるトップテン入りに向けて、「明日も同じように回れたら」と、明るい笑顔で練習へと向かった森田。北の大地で復活ののろしを上げたいところだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>