<ザ・ノーザン・トラスト 2日目◇25日◇グレンオークスC (7,346ヤード・パー70)>

まさか、の結末だった。初日102位と出遅れた松山英樹は、この日は一時3つスコアを伸ばし予選通過圏内までいったが終盤にボギー2つを叩いてしまい無念の予選落ちに。松山にしては珍しく、報道陣の問いかけに一切答えることなくコースを後にした。

米国男子ツアーの熱戦を特選フォトでプレーバック
初日に比べショットもパットも復調し序盤は安定したプレーをみせた松山。3番パー5で1.5メートルにつけるとこの試合初のバーディーを奪取。同組のジャスティン・トーマス(米国)から親指を立てて「グッド!」と声援を送られると、松山から笑みがこぼれた。

8番はセカンドショットと3打目をミスしたが1.5メートルを沈めてボギーでしのぐ。9番は12メートル、10番は8メートルのロングパットが決まり、11番は1メートルにつけて3連続バーディーを奪取。これで十分に予選通過圏内に浮上した。

しかし、終盤は耐えることができなかった。13番パー5はセカンドがグリーン奥ラフまでオーバーし、難しい寄せが残るとアプローチは5メートルオーバー。バーディを奪えずパーとすると、14番で4メートル、15番パー3も1.5メートルのチャンスを決められず流れを悪くする。16番はティーショットを右ラフに入れて第2打は左前のバンカー、ここからうまく出したがグリーン上の傾斜で大きく12メートル下まで戻されボギー。そしてカットライン上で迎えた最終18番ではパーオンし、ファーストパットを1.2メートルオーバーさせると、パーパットはカップに蹴られ決まらずボギー。ギャラリーから大きなため息が漏れる中、松山はあ然とした表情でカップを見つめた。

上位で決勝ラウンド進出を決めたトーマス、ジョーダン・スピース(米国)と握手を交わしたが、悔しさはいっぱい。アテストを終わらせると険しい表情のまま、足早に駐車場へと向かい、そのまま無言でコースを後にした。松山はツアーの試算によれば最終戦までの出場は決めており、まだ十分巻き返すチャンスはある。しかし、やはり終盤のプレーには自分への怒りを抑えきれなかったのかもしれない。

今週はプロアマ戦を臀部の張りと痛みで途中棄権をするなど、体調面に不安を抱えていた松山。この週末にじっくりケガと疲れを癒し、次の戦いに臨んでほしいところだ。

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