<ニトリレディス 2日目◇26日◇小樽カントリー倶楽部(6,548ヤード・パー72)>

名門・小樽CCで開催されている「ニトリレディス」も2日目が終了。予選ラウンドで輝きを放っているのは、プロ7年目の工藤遙加だ。初日4アンダー、この日も強い風が吹く難コンディションの中、4バーディ・2ボギーの“70”でスコアを2つ伸ばし、首位の申ジエ(韓国)とは4打差の3位に浮上。日本勢トップで決勝ラウンドに進む。

ツアー初勝利!“Wはるか”が抱き合って笑顔
ご存じの通り、福岡ソフトバンクホークスの監督を務める工藤公康の娘として期待されてきた工藤。大きな飛距離を武器として戦ってきたが、昨年から相次ぐケガに泣かされている。今季も棄権を挟み6試合連続で予選落ちなど、思うような結果が出ていない。そんな中、ツアー屈指の難易度を誇るここ小樽CCで上位をキープしている。要因は、ゴルフの変化にある。

「コースマネジメントの幅が広がりました。ドライバーだと曲がってしまうので、ティショットで3番ウッドを持つことも多いです。その分、セカンドが長くなりますが、それでも他の選手のドライバーとは同じくらいなので(笑)」と、持ち前の武器をうまく使って、フェアウェイキープが絶対条件の小樽で大ケガなく2日間を終えた。最難関の16番パー4(447ヤード)では、セカンドを1メートルにつけてバーディ。「パー5でイーグルを捕ったみたいでうれしい!」とほほえんだ。

昨年のメジャー、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯では、3日目まで上位にいながら、試合中に肋骨骨折が発覚。無念の最終日リタイヤを経験。2014年には50位までに与えられるシード獲得目前の53位で涙した。今季は同学年の青木瀬令奈が初優勝。同じく同学年の成田美寿々も2年ぶりの優勝。加えて、「昨年から仲よくなった」という4歳下の森田遥が初優勝を飾るなど、刺激を受け続けている。

「明日もアンダーパーで回れたらいいなと思います」。まだまだ折り返し地点だが、巡ってきたチャンスをモノにすべく、静かに闘志を燃やす工藤。父のホークスは現在パリーグの首位を独走中だが、その勢いにあやかって、最後まで走り抜くことができるか。

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