<北海道meijiカップ 事前情報◇2日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(6,476ヤード・パー72)>

北海道の札幌国際カントリークラブ 島松コースで開幕する国内女子ツアー「北海道meijiカップ」に、今年のプロテストでトップ合格を果たした松田鈴英が出場する。

スーツ姿でビシッ!松田が誓いの言葉を…
松田はトップ合格者のみに与えられる資格で、今大会から「日本女子オープン」、「TOTOジャパンクラシック」、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を除く14試合への出場権を獲得。しかし、それにより1つ問題が発生した。

まさか自分がトップ合格すると思っていなかった松田は、今週に滋賀の日野ゴルフ倶楽部でキャディの仕事を入れてしまっていたのだ。合格直後は「どうしよう…」と戸惑うばかり。だが、その件はあっけなく解決した。「支配人にお話ししたところ“気にしなくていいよ、頑張ってきてください”と言ってもらえました」。背中を押してもらい、北海道へと乗り込んできた。

そんな19歳がギャラリーに見て欲しいのはショットだと胸を張る。「昔から飛距離が自分の持ち味です。あとはアイアンのキレも見て欲しいですね」。故に、憧れのプロはツアー屈指のショットメーカー・松森彩夏。「松森さんのスイングがとにかく好きです。動画サイトとか連続写真とかで見ては参考にしています。私もああいうスイングになりたいです。あとアイアンでバーディを奪っていくゴルフスタイルも好きですね」。ようやく目指している選手と同じ舞台に立つことができる喜びを噛みしめながら話した。

当面の目標は「ツアーに慣れること」。今後を見据えて「まずは環境に適応することが大事だと思っています。その中で少しずつ上位にいければ。優勝とかはまだ考えられません」。そのための強い味方が高校の先輩・土田沙弥香。「昨日も今日も練習ラウンドを一緒にしてくださって。“分からないことがあったら何でも聞いてね”と言ってくれています」。頼れる先輩に付いていきながら、“プロ”としてのいろはを学んでいく構えだ。

トップ合格者に出場権が与えられるようになった1991年以降、過去にこの権利を活かして翌年のシードを獲得した日本人選手は服部真夕のみ。厳しさは十分理解しており、「シードが獲れたら最高ですが、今はまず慣れることと、常にアンダーパーで回ることを意識してやっていきたいと思います」と謙遜する。だが、この権利は勝みなみ、新垣比菜ら同期の実力者を抑えて掴んだもの。このチャンスを逃さない手はない。

なお、トップ合格者以外では、2004年・2位合格の横峯さくらが7試合の出場で約1,734万円、2005年・9位合格の諸見里しのぶが3試合の出場で約1,255万円を稼ぎ出し、翌年の賞金シード権を獲得している。

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