<ダンロップ・スリクソン福島オープン 2日目◇28日◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(6,961ヤード・パー72)>

もしも、自分の好きな選手が使ったばかりのグローブやボールを手に入れることができるとしたらどうだろう? 積極的にそのチャンスをものにしようとする人は多いのではないか。そんなファン心理をくすぐりつつも、しっかりと社会貢献するというイベントが今大会で催された。

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「プロゴルファー全国植樹祭応援プロジェクト」がそれだ。これは、来春に福島県南相馬氏で開催される全国植樹祭を応援しようというもので、ジャパンゴルフツアー選手会が主催者の一翼を担っている。要は、出場選手が使用したグローブやボール、サイン色紙を寄付し、それを募金したギャラリーが記念品として手にするというシステムだ。ちなみに、1000円以上寄付した人にはグローブかサイン色紙が、500円以上寄付した人にはボールが手渡される。

今回、そのPRを兼ねて大会アンバサダーを務める高橋竜彦と地元南相馬市出身の葉月夫人がフォトセッションに協力した。「福島は自分にとって第二の故郷ですからね。この大会にも思い入れがありますし、少しでもいいプレーを見せられるように頑張ります」という高橋。この日は葉月夫人の誕生日であり、何としてでも予選通過を果たしたかった。左手首を痛めるアクシデントに見舞われながらも、通算4アンダーの42位タイでフィニッシュ。ホッと胸をなで下ろした。東日本大震災から6年過ぎたとはいえ、まだまだ復興までの道程は遠い。選手会は4年連続で岩手、宮城、福島の各県に軽自動車を10台ずつ寄贈もしているが、今後も積極的に復興へ向けての協力を惜しまずに続けていくつもりだ。

文/山西英希

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