<ニッポンハムレディスクラシック 初日◇7日◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース(6,362ヤード・パー72)>

 7日(金)に開幕した国内女子ツアー「ニッポンハムレディスクラシック」初日を終えて5アンダー・6位タイと、久々上位発進となった有村智恵。この日のラウンドは「最近は完璧を求めていましたが、こんな風にやってもスコアが出るんだなと自信を得ることができました」とメンタル面で手応えを感じる内容となった。

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 昨年日本ツアー復帰を宣言し、今季はQTを17位で突破してシーズンフル参戦。シーズンオフには、クラブ契約&ウエア契約を一新して挑んだが、最高成績は「ヤマハレディースオープン葛城」11位タイと、米ツアー挑戦前の最後のフル参戦シーズンとなった2012年以前の輝きは取り戻せていない。

 “練習場ではいいショットが打てるのは試合では…”。理想と現実のズレがずっとメンタル面の葛藤を引き起こしていると有村。いまは「先週からメンタルの先生と、達成度よりも充実度を満たしていこう、と話しています。結果はどうあれ、後悔だけはなくすようにしよう。まずはそこから始める」と意識改革を行っている最中だ。

 「アース・モンダミンカップ」までは、残り100ヤードから2打目でピンに寄せきれない場面で「バーディホールなのに、と思ってしまって(ファーストパット)で狙いに行きすぎて微妙なパーパットを残してしまう。そんなことが多かった」。今大会初日は「(チャンスを)狙っているのに、がっついていない。自分を責めないようにやってみたら、気持ちのゆとりができました」と成果があらわれた。

 「当時を100点とするなら、いまは20〜30点。かといって、その頃の自分には戻れない。“勢い”という一番の強みは、どんなに練習しても得ることはできませんから。怖さや苦い思いをした経験から、どんなショットが打てるのかですね。私の場合はフック、ドロー両方操って、コントロールしてゴルフをしていくタイプ。遊び心がないとダメになっていく。練習場でスイングのことばかり考えていると遊び心が消えてしまうので」

 練習では6番アイアンでカット気味に打って100ヤードを打つなど、毎回同じ球を打たないように遊ぶことにも取り組んでいるという有村。“完璧なショットを打ちたいという願望”と、“どんな球で攻めようかなと考える遊び心”。そのバランスを整えるのがいまの彼女の大きなミッションだ。

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