<ニッポンハムレディスクラシック 事前情報◇6日◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース(6,362ヤード・パー72)>

北海道・函館市で7日(金)から開催される国内女子ツアー「ニッポンハムレディスクラシック」は今大会が第2回大会となるが、昨年大会を制した初代女王は葭葉ルミ。ディフェンディング大会コースの風景は、本来“栄光の攻略イメージ”を思い浮かばせるはずだが、今年の葭葉にとってはまったく違う風景となっているはず。なぜならドライバーの飛距離が約30ヤード伸びているからだ。

飛ばし屋に華麗なる転身!?セクシーウェアも完備の葭葉ルミ写真館
2016年初頭からナイキゴルフと国内女子唯一の総合契約を結んでいたが、同年中に同社はゴルフギア領域からの撤退を発表。オフの葭葉は新しいクラブを試す必要を迫られた。本来はピンチとなる場面だが、ここを好機と変えるべく、取り組んだのは“目標270ヤード、飛距離ナンバー1への挑戦”。徹底的に振り込み、クラブセットも、ドライバーに『クレイジー CRZ-435』、アイアンに『PXG 0311』を挿れるなど“地クラブ女子”にチェンジ。昨年は明確なストロングポイントが見えづらい選手だったが、現在はドライビングディスタンス1位、唯一の平均260ヤード超えと飛ばし屋に転進した。

だが急激な飛距離アップにコースマネジメント面が追いつかず。第2戦「PRGRレディス」でPWを含めたウェッジ4本体制、と下の番手を充実させるなど日々調整。「クラブに慣れるまでは苦しみましたが、前半戦で(使用クラブの)メリット、デメリットを把握することができた上で、オープンウィークを迎えられた。もともと3Wが飛ばないタイプでしたが、M2(テーラーメイド・2016)で飛ぶように。(2打目で残ることが多くなっていた)100ヤード前後もPW、50度、54度、58度という構成にしたことでショットの幅が広がり、バーディチャンスに繋がっている」と、「サントリーレディス」以降はドライバー以外をテーラーメイドに固定したことで、続く「ニチレイレディス」では今季最高の2位フィニッシュ。結果を残して、前半戦を終えることができた。

そして、進化度を高めて迎える今大会は「(見え方は)変わりましたね。ロングホールが楽しみですね。18番以外は(バーディを)狙える。ロングだけでバーディをとってもスコアになりそうなので。仕上がりはいい。全米女子オープンよりも楽しみにして、照準を合わせてきたので」。

成長に合わせて、調整してきたクラブセッティングは完成間近。連覇を果たし、自信を深めれば、後半戦はつねに上位を争う日本人選手が一人増えることになるかもしれない。

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