6月4週目は国内女子ツアー年間スケジュールで唯一のオープンウィーク。7月1週目に開催される『ニッポンハムレディス』から後半戦が始まるが、シード獲得圏外の選手にとっては、ここからの1試合1試合が重要な戦いとなる。

【写真】松森杏佳 オフショット フォトギャラリー
 現在、獲得賞金9,519,000円で賞金ランク52位につける松森杏佳もその一人。今季はQTランク36位で初のレギュラーツアーフル参戦となったが、『フジサンケイレディス』で3位タイフィニッシュ。2016年『富士通レディース』でツアー初優勝を上げた、1つ年上の姉・彩夏に続く、史上2組目の姉妹Vに期待がかかる選手だ。

 「シード権獲得は2000万円が最低ラインなので、前半戦の目標は1000万円でした。少し届かなかったですが、"自分がどれくらい戦えるのか"と不安な思いのなか、序盤3試合は予選落ちが続きましたが、優勝争いもできた。直近の1か月は調子がなかなか上がらない状態でしたが、結果的には順調にきていると思います」とこれまでの戦いを振り返った松森。オフにアイアンショットの精度を高める練習を繰り返してきたが、成果が出ている実感があるという。

 『フジサンケイレディス』のほかにもう1試合、自信に繋がったのは『ヨネックスレディス』。結果は51位タイに終わったが、「すごい強風のなか、いままでプレーしたことがない環境でのラウンド。決勝まで残れたのは勉強になりましたし、これ以上悪い環境はないのかな、と思ったので」。

 『アース・モンダミンカップ』を終えて、ドライビングディスタンス45位(236.27ヤード)、フェアウェイキープ率31位(65.2174)。トータルドライビング(※ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した順位)に換算すると全体の19番目となり、またパーオン率は33位(64.4928)と上位をキープ。持ち前のショット力を活かして、後半戦は上位フィニッシュを増やしたいところだが、「自分が思っている以上に、"疲れているのかな?"という感覚はありました」と、体力を酷使する夏場にショットの精度を落とさずに踏ん張れるかが、重要なポイントだ。

 「オフのトレーニングで筋肉量を増やしたのですが、やっぱり少しづつ体重が落ちて、アイアンの飛距離減が数字として如実に出たり、腹筋が弱くなってスイング軸がブレてきたり、と思い当たる節があります。後半戦の熱い時期は体力勝負なので、工夫が必要。正直"もう後半戦!?"とシーズンがすごく早く感じますし、このままあっという間に終わってしまうと思うので、1日1日を大事にしたい。シード権を獲るのが目標は変わらないですが、どれだけ優勝争いに絡めるか、ですね」。

 トップ10以内が1度しかないことを「少ない」と語った松森。シード獲得、そして姉妹Vへ。一試合でも多く上位争いに加わりたいところだ。

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