<ニチレイレディス 最終日◇18日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6,566ヤード・パー72)>

一時は1打差に迫られるも、終わってみれば2位以下に5打差をつけての圧勝となったテレサ・ルー(台湾)。その勝因は、ピッチングウェッジのロフトを立てたことにあったのかもしれない。

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前週の「サントリーレディス」でも最終日最終組で回りながら、スコアを伸ばせずに3位に終わった。このとき、9番アイアンとピッチングウェッジの飛距離の差が20ヤードあったため、その間を埋めるショットを打つのが難しかったという。今大会の初日に、テレサはピッチングウェッジのロフトを立てることで、飛距離の差を20ヤードから10ヤードに縮めた。この作戦が見事に的中する。9番パー4の2打目だ。ピンまで残り113ヤードの距離をピッチングウェッジで打ち、ピン上約2・5メートルにつけたのだ。

「ピッチングウェッジでちょうどの距離でした」

前週までと同じロフトならそこまでピンに寄ったかどうか分からない。そのバーディパットを沈めたテレサだが、外していれば猛チャージをかけていた新海美優に並ばれていただけに、大きな1打だったのは確かだ。

昨年12月に武山孝人さん(34歳・建材会社役員)と結婚したことも影響しているのか、一気に日本語が上達したテレサ。契約するキャロウェイゴルフによれば、今回のようなクラブに対する微妙なリクエストも以前より多くなったという。ミセスとなって今大会で2勝目を挙げたテレサだが、メンタル面以外でも結婚効果があるようだ。

「昨年のオフにすごいトレーニングをしたものの、成績がかみ合わず、あせっていましたが、2勝目を挙げることができて安心しました」

今大会の優勝により賞金ランク2位に浮上したテレサ。同1位のキム・ハヌル(韓国)とはまだ約2300万円の差があるが、その背中が見えてきたことは間違いない。

文/山西英希

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