<ニチレイレディス 2日目◇17日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6,566ヤード・パー72)>

3試合連続で予選落ちを喫していた渡邊彩香がトータル1オーバーの30位タイでフィニッシュ。久々の決勝ラウンドへと駒を進めた。

【スイング解説】“コンパクト”にして球が強く 渡邉彩香はねじれの少ないストレートヒッターに
「できれば、最終18番パー5で8メートルのイーグルパットを沈めておきたかったんですけどね。でも、イーグルチャンスを迎えられるようになったのはうれしいです」

これまではティショットが左右にブレていたこともあり、2打目でグリーンを狙うのが難しく、バーディチャンスすらなかった。ホールアウト後はスイングのどこが悪いのかを考えるようになり、本来の思い切りのよさを失う原因にもなっていた。真面目すぎるが故に陥った不調だったといえるが、もっと気楽に考えてみようと気分を切り替えた結果、ショットが真っすぐ飛び始めたという。さらに、パターの裏に鉛を貼り、シャフトを重いタイプに替えたことで、ストロークもよくなってきた。

「軽いタイプはテークバックでヘッドを大きく上げてしまい、インパクトを緩めがちでしたが、重いタイプだと小さい振り幅でも転がってくれるので、インパクトが緩まないんです」
 
安心してストロークできることで、タッチも合うようになった。「ようやくゴルフが楽しくなってきました。今までは常にいいときを目指そうとしすぎたのかもしれません。いいときもあれば、悪いときもあるのがゴルフなんですよね」。

と、久々に明るい表情を見せた渡邊。宮里藍が引退宣言をした今、同じクラブ契約先であるブリヂストンスポーツのエースになりたいと語っていたが、ポテンシャルを考えれば、ツアーを引っ張るぐらいの自覚を持ってもいいのではないだろうか。

文/山西英希

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