<トヨタ ジュニアゴルフワールドカップ Sapported by JAL 最終日◇16日◇中京ゴルフ倶楽部石野コース(男子6843ヤード・パー71、女子6130ヤード・パー72)>

耳の中で風が鳴っていた。

【関連動画】西村優菜、3日目インタビュー
この日の中京ゴルフ倶楽部石野コースは、最高気温28度、風速3メートルの予報だった。照りつける太陽の光線を、時折吹く風が肌に気持ちいい。そんな天候のはずだった。だが、肌には気持ちよくても、ゴルフには厳しい風が吹いた。特に午後は予報を上回る風がコースには吹いていた。そう、耳の中で「ゴー」と鳴るように風が吹いていた。

「予報と違って、強い風が吹いていました。コースでは風が回っていて、惑わされました。ショットがよくないというのもありましたが、風を読み切れませんでした」とは、個人戦2位の西村優菜。

「セカンドショットの地点とグリーン上では、風向きが違っていたりしました。風を読み切れませんでした。でもタイやアメリカの選手は、その風の中でもパーやバーディをとってきます。グリーンを外したときのアプローチやパットが違いました。これからの課題です」と、個人戦36位タイの三田真弘。

そして風が強くなった後半のバック9は、ピンが難しい位置に切られていた。

「最後16番からバーディをとりにいって、ボギーを打ってしまいました。攻めた結果ですが、難しいピンポジションで読みにくい風が吹いていました。残念です」と、個人戦4位タイの植木祥多。

「風は思っていたより強かったです。フォロー風で砲台グリーンを狙うときは、打ちづらかったです。逆にアゲンストでは、グリーンに止まるので助けられもしましたが…」と個人戦6位タイの佐渡山理莉。

確かに中京ゴルフ倶楽部石野コースに吹く風は、ゴルフを難しくする。だが条件はどの選手も同じ。

「勉強になりました。自分の弱いところが見つかりました。悪いときに修正ができないところです」と個人戦4位の古江彩佳。

「風がなくてピンポジションがやさしければ、僕でも“63”のスコアは出せますが、今日の状況で“63”を出したアメリカのトラビス・ヴィック選手はスゴイと思います」と個人戦6位の関藤侑嗣。

「自分の力量のなさを実感しました。気持ちの整理が付かないところはありますが、次に焦点を合わせて頑張っていきたいです」と、個人戦14タイの米澤蓮。

風を味方にしきれなかった日本チームだったが、選手それぞれにこれからの課題を見つけたようだ。男女ともに2位に甘んじる結果となったが、これからの活躍が楽しみなプレーを見せてくれたジュニアゴルフワールドカップだった。

【最終結果】
■男子
優勝:アメリカ(-21)
2位:日本(-17)
3位:タイ(-14)
4位:デンマーク(-21)
5位:ドイツ(-4)

■女子
優勝:アメリカ(-12)
2位:日本(-7)
3位T:オーストラリア(+7)
3位T:イタリア(+7)
5位:コロンビア(+9)

■女子個人戦結果
西村優菜(大阪商業大学高等学校2年)スコア/72、70、68、75、トータル285で3アンダーの個人2位
古江彩佳(滝川第二高等学校2年)スコア/77、73、70、70、トータル290で2オーバーの個人4位
佐渡山理莉(沖縄県立名護高等学校2年)スコア/80、69、71、73、トータル293で5オーバーの個人6位タイ

■男子個人戦結果
植木祥多(埼玉栄高等学校3年)スコア/70、69、69、70、トータル278で6アンダーの個人4位タイ
関藤侑嗣(広島国際学院高等学校3年)スコア/71、71、69、68、トータル279で5アンダーの6位
米澤蓮(盛岡中央高等学校3年)スコア/70、71、65、78、トータル284でイーブンパーの個人14位タイ
三田真弘(代々木高等学校1年)スコア/76、70、74、73、トータル293で9オーバーの個人36位タイ

<ゴルフ情報ALBA.Net>