<サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 3日目◇10日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,538ヤード・パー72)>

やっぱりこの人が上がってきた。ムービングデーを迎えた「サントリーレディス」で最終日のポールポジションをゲットしたのは、現在賞金ランク1位と絶好調のキム・ハヌル(韓国)。1番パー5で3打目を2mにつけてバーディを奪うと、6番で1.5m、7番で5mを沈めてスコアを伸ばす。折り返してからは14番で6m、16番で7mとロングパットを沈めて、5バーディ・ノーボギーの“67”。トータル14アンダーまで伸ばし、2位に3打差をつけてトップに立った。

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今季全選手中、唯一となる複数回優勝を挙げているだけでなく、トップ10回数でも現在1位。今季のハヌルは安定感が違う。その理由を聞いてみると…

「パッティングですね。ショットはたぶん去年の方が良かったと思うんです。でもパターの感覚が良くなってきたからスコアをまとめられるようになりました。もったいないボギーもなくなったし、チャンスもしっかりと決められるようになりました」。平均パット数は昨年5位から2位。確実に数字に現れている。

具体的にいうとリズムが変わった。「去年はゆっくり引いてパチンと打ってしまう時がありました。それを合宿で2〜3時間練習して一定のリズムでストロークできるように心がけました」。

ハヌルの弟でいつも的確なアドバイスを送るテウォン氏が続ける。「去年と見違えていますね。しっかりと体が覚えているから、今はたくさん練習しなくても良いリズムで打てています。また去年優勝したリコーから使っている今のパターも合っていると思います。色々テストしているみたいですが、ずっと使っていますからね」。

今のハヌルには上位争いをしていても余裕すら感じる。昨年の序盤に優勝圏でバタバタしてしまっていた姿はもうない。「平常心でいられるので不安はないですね。今日もかなり伸ばしている人がいたので、明日自分も伸ばさないといけない。17、18アンダーくらいまで伸ばせば見えてくると思う」。堂々とした態度が風格を感じさせた。

【3日目の順位】
1位:キム・ハヌル(-14)
2位T:堀琴音(-11)
2位T:テレサ・ルー(-11)
2位T:辻梨恵(-11)
5位:山城奈々(-10)
6位T:岡山絵里(-9)
6位T:ペ・ヒギョン(-9)
6位T:武尾咲希(-9)
6位T:イ・ボミ(-9)
6位T:イ・ミニョン(-9)

33位T:宮里藍(-1)他

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