<〜全英への道〜ミズノオープン 事前情報◇24日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,404ヤード・パー72)>

ロイヤルトゥルーンで行われた昨年の「全英オープン」は、市原弘大のゴルフ人生にとって、忘れられない舞台のひとつとなった。

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2012年以来2度目のリンクス挑戦で初の予選通過。家族と支えてくれるスタッフの前で思わずうれし涙をこぼした一方で、4日間戦い抜いての結果はトータル18オーバー79位タイと実力不足も痛感させられた。「予選は通ったけど一番下あたりで、また来る理由ができた」。リベンジを心に誓ってゴルフ発祥の地をあとにした34歳が、再び大舞台を目指す戦いに挑む。

この日のプロアマを終えた市原は、「去年もこの試合で良くて(2位タイ)全英に行けた。今年も、というのはありますね」と静かに闘志を燃やしていた。雨を含んだコースはラフが重くなり難度が上がっているが「今日も去年の感じと比べて回っていた。やっぱりフェアウェイキープがカギになる。きっちりやりたい」と表情を引き締める。今季は予選落ちが先行したが、「日本プロ日清カップ」から2戦連続で安定した成績を残すなど状態も決して悪くない。

全英オープンは海外メジャーのうちでも、思い入れの強い舞台だという。「好きですね。マスターズは“祭典”という感じがあるけど、全英は伝統と格式を一番感じる」。キャリアの中で欧州ツアーに密接するアジアンツアーを経験したことも、欧州最高峰タイトルである全英への強い思いと無関係ではないはずだ。

昨年の喜びと悔しさは、もちろん胸に秘めてこの1年を過ごしてきた。「気持ちは変わらずにやってきている。今年も入れるように頑張りたい」。プロアマ終了後は、時間の合間を縫って雨の中クラブを振り続けた。「やっぱり続けてでないといけないですから。ロイヤルバークデールも難しそうなコース、行ってみたい」。表彰式終了後もトレードマークの長尺パターを振り続ける姿が練習グリーンにあった。

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