<関西オープン 初日◇18日◇城陽カントリー倶楽部(7,037ヤード・パー71)>

国内男子ツアー「関西オープン」の初日。北村晃一が難コースと名高い城陽CCを3バーディ・1ボギー、2アンダーでまとめて2位タイにつけた。

地元で2戦連続V達成!これが歓喜のカチャーシーだ!
「ラフはもちろんフェアウェイからのショットでもグリーンに止まらないホールがあって、練習ラウンドではとてもアンダーパーで回れる気がしませんでした。大ケガしないように、とりあえずティショットから安全に、安全に、と攻めていったのが、このスコアにつながったんだと思います」。

もともとホールは戦略を考えながらプレーするゴルフは好きだという。ただし、性格的には、ミスすると頭に血が昇るタイプのようだ。

「カーッとして無理して攻めると、すぐボギーにつながるコースですからね。明日以降も冷静に安全策を貫いていくことが大事でしょうね」

北村といえば、テレビでもお馴染みの北村晴男弁護士の長男ゆえに注目を集める存在だが、プロを目指して本格的にゴルフを始めたのは、在籍していた中央大学法学部4年生時。同大学を卒業した2008年にはQTの1次をクリア。翌09年には早くもプロテストに合格するなど、そのゴルフセンスは疑う余地がない。

ましてや、昨年チャレンジツアーでトップ10入りが5試合、賞金ランキング10位で裏シード獲得。ゴルフを始めて僅か10年で、今季前半戦だけとはいえレギュラーツアー出場権を手にしているのだから、その成長ぶりには目を見張るばかり。まだまだ伸びしろタップリ、さらなる飛躍が期待できるプレーヤーだ。

プロを目指して間もなく、父親の知り合いを介して小田孔明と出会った。以後、小田を師匠として、また、頼もしい兄貴分としても慕ってきた。「早くお前もレギュラーツアーに出られるように頑張れ」と励まされ、今年念願がかない、一緒にいられる時間が長くなった。

「技術的なことうんぬんよりも、試合に対する心構えとか、精神面のことをよくアドバイスしてもらっています。最後は気合いだ、と。ボクの性にも合っていて、とても勉強させてもらっています」

昨年10月に結婚。お相手がたまたま福岡県出身ということで、住まいも神奈川県内の実家から小田がいる福岡県内に移した。

「もう、昔と違って、今は自分のためだけのゴルフではなくなりましたからね。聞くところによると、父親も今年は試合観戦するのが楽しみだといっているようなので、より一層頑張らないと」。

私生活が充実しているという北村。ならば、節目の10年目。初勝利で飛躍の年にして見せる。

文/伊藤昇市

【初日の順位】
1位:今平周吾(-4)
2位T:谷口徹(-2)
2位T:片岡大育(-2)
2位T:小池一平(-2)
2位T:小林伸太郎(-2)
2位T:北村晃一(-2)
2位T:K・バーンズ(-2)
8位T:永野竜太郎(-1)
8位T:塚田好宜(-1)
8位T:B・ケネディ(-1)他

48位T:宮里優作(+2)他
133位T:チョ・ビョンミン(+9)他

<ゴルフ情報ALBA.Net>